ホーム | コラム | 樹海 (ページ 22)

樹海

➡【無料朝刊サービス登録】緊急対応の無料PDF版へのリンクに加え、毎日の新しい記事の見出しだけを、本文ページへのリンクをつけてメールで無料配信しています。メールアドレスを書き込み、「申し込み」ボタンを押すだけです。メールチェックのついでに気になる記事をクリック!

《記者コラム・樹海》自然災害としてコロナ対策を考えて良いのでは

 コロナ・パンデミックによって、世界が不自然な方向に追いやられている気がしてならない。今回のコロナ対策には現代文明の歪みが、そのまま現れている気がする。こんなことを書くと、怒る方もいるかもしれないが、根本的なレベルからの議論が必要な問題だという意味で提起したい。  今起きていることを超単純化していえば、本来はどうしようもない自然 ...

続きを読む »

ブラジルで一気見する、日本の特撮の元祖

ナショナル・キッドのDVD

 コロナ禍における外出自粛のあいだの過ごし方として「動画配信サービスでの映画やドラマのビンジ・ウォッチング(一気見)」というのが世界的な現象として見られた。  外に出ても映画館もコンサート会場も、スポーツ・スタジアムも開いていない。そんなときにできることと言えば、家にこもって何かをすることだが、こういうときにやりやすいのが「これ ...

続きを読む »

何気ない日常の尊さ

コロナ感染で自宅隔離中のコーヴァスサンパウロ市市長を欠いた、コロナに関する聖州の定例会見(Governo do Estado de São Paulo)

 ブラジル初の新型コロナ感染者確認から早4カ月。ブラジルでは24日朝の時点で5万2788人、世界中では47万4609人という、大きな犠牲者が出ている。  外出自粛などで感染拡大が終息した国、拡大中の国、感染再燃中の国など、実情は各国各様だ。だが、どの国でも共通する事の一つは、従来は当たり前だった事が当たり前ではなくなった事だ。 ...

続きを読む »

樹海拡大版=給付金集めて「日伯200周年基金」にしたら?

 少し気が早い話だが、もしも在外邦人にも給付金10万円が出た場合、その使い道について提案したいことがある。  共同通信は10日付で《『在外邦人に10万円給付検討/政府、自民の意見考慮』  政府は10日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた緊急経済対策としている1人10万円の「特別定額給付金」について、海外在留邦人も対象にできない ...

続きを読む »

自己陶酔の革命家ごっこ

サラ・ウインター容疑者(Twitter)

「300・ド・ブラジル」の主宰者、サラ・ウインター容疑者が逮捕された。彼女のことはブラジルの一般メディアが大きく取り扱う前から本コラムで「大統領府前で武装して立てこもっている危ない集団がいる」として紹介したが、それから約1カ月後の逮捕となった。  コラム子からすると、このサラこそが、現在のボルソナロ大統領とその支持者たちの気分が ...

続きを読む »

現場の人達は必死なのに…

ワクチン開発に励む中国の製薬会社の研究者(15日付G1サイトの記事の一部)

 ジョアン・ドリアサンパウロ州知事が、ブタンタン研究所と中国企業が予防接種ワクチンの治療検査(治検)と生産で提携と発表した。  コロナ禍は「予防接種か特効薬が出来るまで終わらない」とされ、開発プロジェクトは130以上あるが、開発には治験が不可欠だ。ブラジルではイギリスのオックスフォード大学が開発中のワクチンの治験も行われる予定で ...

続きを読む »

記者コラム「樹海」=外出自粛でも2週間で抗体所持率50%増の現実

「時間を稼げば良いのだ、と少し気が楽になりました」との読者の声  先週の記者コラム「樹海」《これからが危ない感染ピーク/でも年末にはコロナフリー?!》を読んだアマゾナス州マナウス市在住の読者からメールで、《この感染爆発中の中で、時折気がくじけそうにもなるのですが、科学的な根拠に基づく集団免疫の話を読み、感染に無意味に怯えるのでは ...

続きを読む »

ボルソナロは独裁者になれるか?

自身の支援デモでのボウソナロ大統領(Jose Cruz)

 5月末から、ブラジルでは反ファシズム・デモが行われている。これは、自分たちに都合が悪くなるとやたらと軍事クーデターの可能性をチラつかせるボルソナロ大統領関係者の言動に対する国民の反発に、米国で起こった、白人警官による黒人男性殺人事件に対する全米規模でのデモの影響が加わったものだ。

続きを読む »

同一基準で動ける容易さと、違いを乗り越える努力

「民主主義と命を守るため」との横断幕を掲げたサンパウロ市でのデモ(7日、Guilherme Gandolfi)

 コロナウイルスの感染拡大で在宅勤務が始まって以来、コンピューター(CPU)やソフトが違うと作業手順などが全然違うと実感している。  ソフトの差による手順増は会社でもあったが、在宅だと各自のCPUで作業するため、手順の差が大きくなる。自分のCPU(ノートブック)で作った文書を在宅作業用に用意されたプログラムに載せ、会社のCPUで ...

続きを読む »

《ブラジル》記者コラム これからが危ない感染ピーク でも年末にはコロナフリー?!

 高齢者がブラジル生活を送るにおいて、これから2、3カ月が一番危険な時期ではないか―という気がする。  今までは序の口で、これから「コロナ死者激増」と「大不況」というダブルパンチに見舞われる。今後起こりうるシナリオを列挙すると、以下のようになる。 ▼「4月、5月のコロナ対策でブラジル経済が壊滅的に破壊された。100年に一度という ...

続きを読む »