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樹海

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ニッケイ新聞 2010年6月17日付け  先週この欄で戦前の生活の歴史を教えて欲しいと呼びかけたところ、さっそく数人から返答を頂いた。「いつから洋式の下着を着けるようになったか」には、神戸の移民収容所で洋式の服装をするように指導され、渡航者向けの売店で買って、男女ともサントスに上陸するときに身につけたという▼30年代などはイタリ ...

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ニッケイ新聞 2010年6月16日付け  サッカーW杯の対カメルーン戦で、日本代表が自国外初勝利を飾ったことを心から喜びたい。思えばここまでの間、日本は多くをブラジルから学んできた▼80年代にブラジルにサッカー留学し、90年代のJリーグ初期に凱旋して〃キング・カズ〃として君臨した三浦知 良選手のことは記憶に新しい。82年に高校を ...

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ニッケイ新聞 2010年6月15日付け  あの大化の改新を成し遂げた中大兄皇子(後の天智天皇)が、日本で初めて時計を造り、これを使って鉦鼓を打ち時刻を知らせたと日本書紀には記してあるそうだ。これは漏刻という水時計だったが、「中国からの輸入品」の説もあり、どうもはっきりしない。けれども、この水時計を設置した天智天皇10年(671年 ...

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ニッケイ新聞 2010年6月12日付け  あの大東亜戦争の開戦前に連合艦隊司令官に就任した山本五十六大将は、対米戦争に猛烈に反対したが、時の政治的な流れに押され「短期決戦で和平を」と主張したとされるが、戦争は長期化し4年近くも戦いポツダム宣言を受諾しての敗戦となった。ところが―である。今は日本の政権の命が真に短く、内閣がもっと長 ...

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ニッケイ新聞 2010年6月11日付け  勝ち負け紛争さめやらぬ1951年、当時の認識派有識者が座談会を行い、アマゾンへの入植を時期尚早とする比喩として、「3代たったら猿(マカコ)になる」と司会者が発言した記事が日本の総合月刊誌『中央公論』に掲載された。これが勝ち組から問題視され、ブラジル官憲から国外追放を前提に調査された「マカ ...

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ニッケイ新聞 2010年6月9日付け  百年史編纂を手伝わせてもらって痛感するのは、年表や移民史に出てくるような事件や記念行事はけっこう詳細に分かったりするが、移民一般の生活の歴史が分からないことだ。生活様式が和風からどのように洋式(伯式)に変化していったのかを追うのはかなり難しい。例えば戦前移民はいつから洋式のパンツをはくよう ...

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ニッケイ新聞 2010年6月8日付け  リオとサンパウロを結ぶ新幹線をめぐり日中韓や仏、スペインなどが覇を競っているが、何処が勝つかは入札の箱を開けて見るまで判らない。だが、この弾丸列車のエネルギーは電気であり、近頃は二酸化炭素の排出を嫌い電気自動車が飛び出し、日米では超人気。メーカは開発競争に明け暮れている。台所を見渡しても炊 ...

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ニッケイ新聞 2010年6月5日付け  世論調査の結果が、これほどに力強いとは―。鳩山首相の率いる内閣の支持率は19%と少し。小沢幹事長の辞任を求める声は80%を超えていたし、昨年の選挙で圧勝の民主党も行き場を失ってしまいウロウロと醜態を晒すありさまだったが、やむをえないと鳩山首相が退陣を表明し、小沢幹事長を道連れにして、遅まき ...

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ニッケイ新聞 2010年6月3日付け  レジストロが元気だ。半世紀以上の歴史を持ち、毎年数万人の人出で賑わう11月の「灯ろう流し」。マンジューバの刺身も楽しめる「寿司祭り」は今年15回目。2013年に入植100周年を迎えることから、市が準備委員会を立ち上げるとか。日本移民が作った町はいくつかあるが、現在も市政にコロニアが大きな存 ...

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ニッケイ新聞 2010年6月2日付け  7面で詳報したロベルト・カサノバさんから話を聞きながら、日本に関係した話題が当地テレビ局で大きく扱われるのは嬉しい反面、現代ゆえの複雑さも痛感した。ロベルトさんは非日系だが演歌が上手いのが最大のウリであり、それゆえNHKのど自慢大会でも高く評価され、日本のマスコミから注目を浴びた▼しかし、 ...

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