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樹海

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ニッケイ新聞 2010年2月4日付け  ため息をつきすぎて呼吸困難に陥った1週間だった。まずはブラジル文化福祉協会。それぞれのタイプがあるのは重々承知の上で、木多喜八郎会長の存在感のなさを痛感した▼「美空ひばりフィルムコンサート」事業は、予算案も企画計画書もないまま理事会を通過。これだけでも機能不全を知るに十分だが、評議員会では ...

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ニッケイ新聞 2010年2月3日付け  二宮金次郎が泣いている――。神奈川県人会の使い込み疑惑は噴飯モノだ。計76万レアルもの貴重な会資金が煙と消えた。管理のずさんさも前代未聞だ▼同県人会は05年、サンパウロ市ビラ・アマダレーナ区にあった旧会館を独断で不当に安く売却した高世整一会長(当時)を除名処分し、背任行為と公文書偽造の罪で ...

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ニッケイ新聞 2010年2月2日付け  あの麻生元首相は、英語は日本語よりも得意らしいが、漢字は苦手らしく、よく誤読してはマスコミに批判されていた。「友愛」が好きな鳩山総理大臣も、先ごろ「朝令暮改」と「朝三暮四」を誤って使用し新聞や通信社がお笑い種にー。戦後教育は、漢文を疎かにした嫌いがあり、この影響が大きいのだろうが、それにし ...

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ニッケイ新聞 2010年1月30日付け  「治山治水」は経綸の要諦とされるが、これは難しい。市内のチエテ改修にも批判があったりしたが、江戸時代に濃尾平野で宝暦治水というのがあった。幕府の命令で薩摩藩が実施した治水事業である。木曾・長良・揖斐3川の水対策だが、家老・平田靭負が藩士ら947人を引き連れての難工事であり、幕府に抗議して ...

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ニッケイ新聞 2010年1月29日付け  ブラジルが国内総生産(PIB)を年率5~6%で経済成長させ続ければ、あと10年ほどで世界5位の大国になる――との予測が話題になっている。08年は10位だった。計算上の話だが、30年ごろには日本を抜いて4位になるとの発表もある▼5位と聞いて、思い出すことがある。ブラジルは国土面積がロシア、 ...

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ニッケイ新聞 2010年1月28日付け  文協が迷走している。何の活動もない「出稼ぎ子弟教育委員会」、人気レストランシェフをメンバーにした「和風料理普及委員会」…。現在30の小委員会には、予算のついてないものも。そういえば「大豆普及委員会」は、ほぼ何の活動もせず、解散したようだ。これらを発足させては解散させる「思いつき委員会」が ...

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ニッケイ新聞 2010年1月27日付け  笠戸丸から103年目の今年、ブラジル初の日系上院議員が誕生しそうだ。マット・グロッソ州シノップ市在住の医師柳井ジョルジ氏(Jorge Yoshiaki Yanai、DEM)だ。北パラナのバンデイランテス生まれの二世で日本語もしゃべるという、最近珍しい日系政治家だ▼米国には少なくとも2人の ...

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ニッケイ新聞 2010年1月23日付け  世界の空を飛びかっていた日航が破綻した。2兆3千億円もの借金に堪えかねての破産であり、その昔―尾翼に輝いていた鶴のマークも泣くに泣けまい。株券は1円にもならない紙っ切れ。泣いて馬謖(ばしょく)を斬るのはいいとしても、何の罪もない株主らの怒りはいかばかりかー。しかも、取引銀行からと他の金融 ...

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ニッケイ新聞 2010年1月22日付け  午前8時15分という時間は、コラム子にとって感覚に染み込んだ二つの意味がある。広島出身だから、もちろん原爆の投下時間。もう一つはNHK朝の連続テレビ小説が始まる時間だ。小学生の頃は、主題歌が始まると遅刻寸前というのが登校の目安だった。その開始時間が48年ぶりに変更され、午前8時ちょうどに ...

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ニッケイ新聞 2010年1月21日付け  短いが心にしみる読者(河合茂行さん)からのメールを頂いた。「戦前移民はコロノ生活で永い間田舎で暮らし。日本で小学校も半端なまま、ここで日本語を習った者もどれだけ居ることでしょう。今までブラジルで発行される日本語新聞も読み、日本語を不自由なしと自分では思いながらやってきた。でも今、私の周り ...

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