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樹海

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ニッケイ新聞 2010年1月20日付け  今回のハイチ地震では「国とは何か」を考えさせられる。「ハイチの本当の〃地震〃は歴史そのものを直撃しており、地学的な揺れによってそれが世界的に明らかになっただけ」。詩人レジス・ボンヴィシノ氏は15日付けウルチモ・セグンドサイトで、そう現状をコメントする。南北米大陸では米国の次、1804年に ...

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ニッケイ新聞 2010年1月19日付け  日本には「武器輸出3原則」という厳しい規定がある。佐藤栄作首相が共産圏や紛争当事者国と国連決議で禁止した国々には武器を輸出しないと決定したものであり、これはこれで意義があった。ところが、三木武夫内閣になると、いかなる国にも輸出を禁止するとしたので日本の兵器産業はお手上げになり現在に到って ...

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ニッケイ新聞 2010年1月16日付け  ハイチは、四国を少しばかり大きくした国。首都ポルトー・プランスはコロンブスが「発見」したところであり、ラ米で最初の独立国だし,世界初の黒人独立国だが,政治的な混迷が続き今もブラジルの平和部隊が駐留している。そのカリブ海の島国に大地震が発生し死者は10万人を超えると見られ、一部の観測では5 ...

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ニッケイ新聞 2010年1月15日付け  高山直巳さんの「日伯論談」(9日掲載)は手厳しい内容であるがゆえに、むしろ本当に日伯経済交流を心配しているという愛情がにじみ出している。中でも「日本の進出企業が伸び悩み、コロニア企業が崩壊した惨状を目の当たりにしていると、その原因は、単に経済や財務上の問題ではなく、日本の歴史的文化的要因 ...

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ニッケイ新聞 2010年1月14日付け  朝日新聞のコラム『天声人語』の記述に、「古い時代の中国では、本を読むのに適した「三余」という余暇があり、雨の日と夜、そして冬のことを言った」とあった。なるほど、夏真っ盛りで寝苦しく、雨といっても洪水になる今のサンパウロは、読書に全く不適切だ▼出版指数年表(日本著書販促センターサイト)によ ...

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ニッケイ新聞 2010年1月13日付け  ジェイムズ・キャメローン監督のハリウッド映画『アバター(Avatar)』を観たが、自然と人間の関係を問い直すテーマをうまく描いた娯楽大作だと感心した。特に特殊映像の出来は素晴らしいの一言▼伯字紙は、白人を初めて受け入れようとしたアメリカ・インディアンの酋長の娘ポカホンタスを似たものとして ...

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ニッケイ新聞 2010年1月12日付け  今年の初寅は1月4日であり京都の鞍馬寺などへのお参りが賑やかだった。この日に毘沙門天に参るのは昔からの習俗であり、この神さまは招福と鬼門を守護し庶民の信仰は厚い。漱石の「坊ちゃん」にもちょっぴりながら登場する。こんなおめでたい日の翌5日に鳩山内閣の重鎮・藤井裕久財務相が辞意表明という破天 ...

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ニッケイ新聞 2010年1月9日付け  きょうは土曜日。のんびりと午睡を楽しみたいところだがトイレの話を少しばかり。邦字紙の読者は年歯を重ねているので籌木(ちゅうぎ)をご存知の方も多いと思う。掻木とも呼ぶし、地方の言葉では「すてぎ」や「くっつきぎ」とも。木や竹を短冊状に削ったもので平安時代から使われ始めたらしく明治時代、いや場所 ...

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ニッケイ新聞 2010年1月8日付け  昨年7月から聖南西のピニャール移住地に〃移住〃している、過激な発言で有名な天野鉄人氏。先日確かな筋から、彼がリベルダーデ駅横に所有していた土地を、中国人の大金持ちに売却したという話を聞いた。それで本紙新年号に出ていた広告「日系諸団体のみなさまへ リベルダーデに仮称『日本館』を建築する場合は ...

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ニッケイ新聞 2010年1月7日付け  赤道が通っているアマパー州の州都マカパーに昨年9月に行ったときのこと。ちょうど〃秋分〃だったこともあり、赤道記念碑前には多くの市民が集まっていた。日没の直前、カウントダウンが始まった▼周囲の雰囲気に気圧されたのか、女の子が心配そうに「ねえ…目は潰れないよね」と母親に小声で尋ねるのを聞いて噴 ...

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