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樹海

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ニッケイ新聞 2010年1月6日付け  年末、知人宅のXマス会に行ったら、日本政府の帰国支援金30万円をもらって帰ってきたばかりの五十代の元デカセギ女性に出会い、「せっかく日本政府がくれると言ってるんだから、もらわなきゃソン」との言葉に愕然とした。「日本から生活費を送ってもらうように旦那一人を残して、みんな支援金で帰ってきている ...

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ニッケイ新聞 2010年1月5日付け  きょう4日は仕事始め。正月は屠蘇を酌みながら新年の夢を描くのが何とも楽しい。ところがー1年の邪気を払うという屠蘇散が手に入らず灘の生一本を紅染めの銚子に注ぎガロッパの刺身で喜びを静かに祝った。TVは2010年を祝う番組が目立ったが、客臘からの豪雨を伝える悲報の数々に驚く。リオは深刻であり6 ...

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ニッケイ新聞 2009年12月29日付け  今年もあと少し。この1年―365日をお世話になった暦もすぐに幕を引き2009年も歴史の1ページを歩み始める。それにしても長くもあり、あっというまの短さである。それでもーいろんなことがあり、それなりに賑やかだったし、騒々しい年でもあった。アメリカでは、オバマ旋風が吹き、黒人大統領の誕生に ...

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ニッケイ新聞 2009年12月25日付け  毎年百人ぐらいの個人・団体から年賀状をいただく。お歳暮もその年に書いたことへの成績表だと思い、年末のこの場を借りて、読者や日系団体のみなさんに深く感謝したい▼今年取材した中で個人的に特に印象に残っているのは、二世中心に盛り返してきたトメアスー農協だ。同地で80年前に主作物として期待され ...

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ニッケイ新聞 2009年12月24日付け  今年はアマゾン日本人入植80周年。過酷な状況のなか、踏み留まった人たちの人生に触れた1年だった。特に印象に残った言葉から―(年齢は取材当時)▼「もう動きませんよ」。ベラビスタ移住地に住む野地忠雄さん(69)は、ペルー・リマ生まれ。戦時中は米国の強制収容所に送られ、戦後日本の地を踏んだが ...

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ニッケイ新聞 2009年12月23日付け  先週末、知り合いに誘われてクラシック・バレエ教室の発表会「シンデレラ」を、サンパウロ市内のサンペドロ劇場で鑑賞した。サンパウロ市立劇場を小型にしたような建物で、実に格調高くはじまったが、途中からタップダンス、モダン、コンテンポラリー、ジャズダンス、フレンチ・カンカン、はてはストリート・ ...

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ニッケイ新聞 2009年12月22日付け  鳩山政権の斬れ味は真に鈍い。発足から日が浅いの言いわけもあろうが、普天間飛行場の移転は混迷し、あの選挙で約束した「公約」も危なっかしい。民主党は、ガソリン税などの暫定税率を廃止するとし、「子ども手当」も家族の所得には関係なくすべての人々に支給すると華々しく喧伝し国民からの喝采を受け政権 ...

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ニッケイ新聞 2009年12月19日付け  鳩山首相のノーテンキぶり。いや、これは小沢幹事長の暴君振りがいい。天皇と習近平副主席との会見についての横車と宮内庁苛めは、まったくもって醜態そのものに尽きる。天皇陛下と謁見するのには、1カ月前に文書で申し入れるの慣行があり、政府もこれに従ってきた。ところが、今回はこれを破り、政府のごり ...

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ニッケイ新聞 2009年12月18日付け  地方に行くたびに、サンパウロ市よりも地に足のついた活動をしている日系新世代が確実に台頭していると実感する。先週ロンドリーナで吉井貴美子さんに話を聞いたときも感心した。昨年は全伯で10カ所以上も日本公園が建設されたが、ここでは「作ったらお終い」ではない▼日本公園の名にふさわしい使われ方を ...

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ニッケイ新聞 2009年12月17日付け  「いやあ、実は知らなかったんですよ」―。木多喜八郎・文協会長のそんな言葉を聞いて、耳を疑った。12日にあった文協評議員会で来年度の予算案に、『美空ひばりフィルムコンサート』開催に30万レアル(約1600万円)もの大金が計上され、強硬に採決された件だ▼木多会長によれば、この金額は理事会を ...

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