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樹海

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ニッケイ新聞 2009年10月2日付け  最近日本から来たデカセギ業界関係者から、在日ブラジル人失業者で、かつて自分を雇っていた派遣会社や元受け日本企業を労働裁判で訴えるものが増えているという話を聞いた。しかも「極左系労働組合が手続きを仲介している」とか。怖いことに「中には示談屋が企業との間に入って話をまとめるケースまである」と ...

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ニッケイ新聞 2009年10月1日付け  各地でアマゾン日本人移住八十周年を祝う式典が開催され、本紙も大々的に報道した。ただ式典は身も蓋もなく言ってしまえば、表面的なものに過ぎない。主催者は良い面しか言わず、列席者もそれを聞きたがるからだ▼「三代経ったら猿になる、と言うけどあれは嘘。三年暮らせば猿になる」。先月20日に亡くなった ...

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ニッケイ新聞 2009年9月30日付け  「一時代が終わった」。群馬県大泉町の友人からの知らせを読んで、そう感じた。コラム子は同地で約4年間を在日ブラジル人と共に働いて過ごしたが、うち1年余り働いていたブラジル食品雑貨店「キタンジーニャ」が店を畳んだと教えられたからだ。大泉は人口の一割がブラジル人の〃ブラジルタウン〃として90年 ...

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ニッケイ新聞 2009年9月29日付け  人類最初の人工衛星ヴォストークに搭乗した宇宙飛行士ガガーリンは「地球は青かった」と語ったのは1961年である。アメリカも負けてはいない。ケネデイ大統領が陣頭指揮に立ち「月に人を送り込む」とアポロ計画を発表し熾烈な宇宙時代の幕を開ける。これより少し前になるが、日本でもささやかながらロケット ...

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ニッケイ新聞 2009年9月26日付け  大勲位の中曽根元首相は「不沈空母」発言もあり、アメリカでの人気は高い。俳優から政治家になったレーガン元大統領とも入魂で「ロン・ヤス」と呼び合うほどに親しい。レーガンが日本を訪問すると、都内の日の出町にある山荘に招き日米関係は大いに深まったものである。さて―鳩山首相とオバマ大統領はどうか? ...

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ニッケイ新聞 2009年9月25日付け  仕事柄―より、社会柄というべきか。年配の方と話す機会がよくある。日本の同年代と比べ、きさくな人が多く、日本では聞けない豊かな体験から色々と学ばせてもらっている。ただ、それだけに訃報に接することも多く、人生の儚さについても教えられることになる▼〃きのこ博士〃として知られたアルジャー在住の舘 ...

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ニッケイ新聞 2009年9月24日付け  危機に瀕した時こそ、周りがよく見えるものだとつくづく思う。心配して再建策を考えてメールを送ってくれる駐在員もいれば、わざわざ日本から協力を申し出てくれる人までいる。邦字紙はただの企業ではなく、コロニアのために損得抜きで存続すべき役割を担っていることをしみじみ感じる▼しかるにサンパウロ新聞 ...

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ニッケイ新聞 2009年9月23日付け  この週末、あちこちで読者諸氏から「大変だろうけどがんばって」と、一部地域で配達を週3回にすることに関して、思わぬ温かい声をかけられた。全伯に散らばる代理人諸氏からも「ライバルは毎日配達するんでしょ。先々厳しいですよ」と耳の痛い意見をもらう一方で、「うちの地域は古い読者が多い。大丈夫ですよ ...

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ニッケイ新聞 2009年9月22日付け  菅直人・副総理は16人の閣僚らとの記者会見で「最初の100日間はハネムーン」と新政権への理解を求めたそうだ。真にうまいことを話す政治家だなーとしきりに感服したものだが、どうも、これはアメリカの政界に生きている慣習に学んでの発言と見た方がよさそうである。あの国では、政権が交代すると、100 ...

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ニッケイ新聞 2009年9月19日付け  今のままの新聞発行を続けて経営悪化に耐えるだけ耐え、ある日突然に停刊――という選択肢もあった。コチア産組、南伯産組などを思い起こせば、突然の解散であった印象は免れない。新聞社もそれでいいのか。なんども会議を重ねた結果、「読者がいる限り、新聞を出し続けるのが新聞社の使命である」との結論に達 ...

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