樹海

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    ニッケイ新聞 2009年8月6日付け  凍土の都・平壌にきれいな花が咲き乱れ、ちょっぴりと平和の静けさがやってきたのは喜ばしい。情報閉鎖社会で政治犯らは収容所に送られる専制国家は、原爆やテポドン開発に

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    ニッケイ新聞 2009年8月5日付け  外国に行くと物価を自分の国と比べて、云々する。それが旅行では楽しくもあり、国の事情を知る機会でもある。さて命に関わるとどうか。値段は決してつけられないものだし、

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    ニッケイ新聞 2009年8月4日付け  「諸君」の「紳士と淑女」は面白い。30年ほど愛読してきたが、あの辛辣で抱腹絶倒のコラムの執筆者は誰だろう?と思ったりもする。雑誌記者は博覧強記で取り分け雑学には

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    ニッケイ新聞 2009年8月1日付け  寂聴さんは文学者で若かりし頃はかなり艶っぽいものを発表し話題になったりもしたが、今は天台宗の尼僧とし布教に忙しい。最近、知ったのだけれども、日本の仏教史を繙くと

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    ニッケイ新聞 2009年7月31日付け  日本からの習慣でブラジルでも欠かさないことが幾つかある。八月五日午後八時十五分の一分間の黙祷もその一つだ。一九四五年八月六日午前同時間、世界初の原子爆弾が広島

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    ニッケイ新聞 2009年7月30日付け  あの宇野宗佑元首相と伊藤忠会長や中曽根康弘氏のブレーンとして活躍した瀬島龍三氏(陸軍中佐)もシベリヤに抑留され飢餓と凍土に辛酸を味わった苦労人である。もうご両

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    ニッケイ新聞 2009年7月29日付け  「日本は盆踊りが一回だけだからねえ」―。そんなあたり前のことを言われ首を傾げたが、話を聞いて膝を打った。戦前移住地が多く、移民魂色濃いノロエステ各地では、一年

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    ニッケイ新聞 2009年7月28日付け  その昔―「バカヤロウ解散」というのがあった。首相の吉田茂に社会党右派の論客・西村栄一が国際情勢について質問しているときに吉田茂が「バカヤロウ」と呟いたのがマイ

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    ニッケイ新聞 2009年7月25日付け  なんとも人騒がせな日食である。インドの北部では、宗教的な沐浴をする河に「どうしても見たい」のフアンが6万人とも7万人かが押し寄せ死亡者もでたし、あの上海の皆既

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    ニッケイ新聞 2009年7月24日付け  「明治の日本人を見たければ、ブラジルに行け」。この大宅壮一の有名な言葉が一人歩きしているような気がしていた。移住地で育った戦前二世にその香りを感じることもある

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