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樹海

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ニッケイ新聞 2008年12月10日付け  皇后さまは十月二十日のお誕生日に際し、宮内記者会からの「この一年を振り返って特に印象に残られた出来事について」との質問に、「四月には日本で、六月にはブラジルで、移民百周年が盛大に行われ、日伯関係が改めて強い絆を確認しつつ、新しい一歩を踏みだしました」とお答えになった。日系社会は忘れられ ...

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ニッケイ新聞 2008年12月9日付け  日本列島は小さい。領土面積は200近くある国々のなかで60位だし、そこに1億2000万人もが暮らし食糧の自給率は40%と低く、足りない分は外国から輸入して満腹しているのが現状なのである。だがー海に目を向けると「日本は広く大きい」。先ごろ小紙にも「大陸棚」の記事が掲載されたけれども、とてつ ...

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ニッケイ新聞 2008年12月6日付け  今年は移民100年ということもあってイベントが賑やかであり、日本の国宝を含む絵画・陶磁器や武具などの展示会や書道展があり、日系人だけではなくブラジルの人たちの目と心を奪ったけれども、先ごろの「声明(しょうみょう)」も、日本仏教の優れた文化と考えたい。文化協会の公演では、PR不足のためか観 ...

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ニッケイ新聞 2008年12月5日付け  この八日で、真珠湾攻撃から六十七年目。かつて戦争と移民は切っても切れない関係にあった▼笠戸丸の背景には一八九四年の日清戦争、一九〇四年の日露戦争があった。戦争による疲弊した国家財政が国民に耐久生活を強いた。貧窮を脱し、日本の外に活路を求めたのが第一回移民と言える▼プロミッソンの安永忠邦さ ...

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ニッケイ新聞 2008年12月4日付け  早いものでもう十二月。街はナタルの準備に浮き足立ち、コロニアは百周年関連行事も済み、一安心ーというところだろう。しかし、年の暮れは、しわす(師走)れたことが無いよう今一度、考える月でもある▼忘れた振りをしているのか、百周年協会の会計報告はまだない。総責任者である上原幸啓理事長は、「中間報 ...

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ニッケイ新聞 2008年12月3日付け  世界は金融危機から同時不況へ向かうのか。まるでパンドラの箱が開いたように悪いニュースが飛び込んでくる▼この十月までの一年間に、先進諸国の株式市場の下げは四〇%程度、新興諸国も五〇%程度、日本も日経平均で一時四八%もの下げを記録した。「百年に一度」だ▼いったい底はどこにあるのか。IMFは不 ...

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ニッケイ新聞 2008年12月2日付け  晩秋から冬になると、東北地方では「しび」が楽しみになる。列島で人気の「まぐろ」であり、古事記や万葉集にも「しび」があり古くからの大和ことばだし、ドンブリに鮨飯を盛っての「しび飯」の味は忘れ難い。鮨屋の「鉄火丼」なのだが、あの美味は現在でも舌に残り、たまに懐中が豊かになると中央市場に駆けつ ...

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ニッケイ新聞 2008年11月29日付け  「火事見舞いには火」「水害に水」の古諺があるけれども、洪水や濁流で家屋が水没した人々にとって「清澄な飲料水」ほど有り難いものはない。ルーラ大統領もジャンバー姿で現地に飛び「過去最大の環境被害」と述べ巨額の緊急支援を決定したが、それほどにサ・カタリーナ州の水禍は酷い。ドイツ人が拓いたあの ...

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ニッケイ新聞 2008年11月28日付け  豊臣秀吉・徳川家康とデカセギの因縁とは―。一五九七年に秀吉の弾圧により、長崎でキリスト教徒二十六人が処刑されたのが受難の始まりだ。一六一三年には家康の「伴天連追放之令」が発布、江戸初期までの殉教者数は四~五千人ともいう▼二十四日に長崎で、当時の殉教者百八十八人を福者に列する式典があった ...

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ニッケイ新聞 2008年11月27日付け  視聴率が低迷しているとはいえ、どの歌手が出場するかが毎年大きな話題になり、コロニアでも人気が高い「NHK紅白歌合戦」。第五十九回となる今年、番組内でブラジル日本移民百周年企画を行うことが発表された▼内容は明らかにされていないが、NHK開局八十周年を記念したドラマ「ハルとナツ」で妹ナツを ...

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