樹海
-
コラム 樹海
ニッケイ新聞 2008年10月28日付け 新聞の記事は難しいーと言えば難しい。ある物事を知れば書くというものでもないし、やはり書くべきものかどうかの選択がとても大切なのではないか。ところが、日本の新
-
コラム 樹海
ニッケイ新聞 2008年10月25日付け これは戦後のことながら「常用漢字」とかの制限があり、混ぜ書きや代用漢字が物凄く多い。今や世界的な金融危機で会社の経営が立ち行かなくなる「はたん」が増えている
-
コラム 樹海
ニッケイ新聞 2008年10月24日付け 「最悪。もう事務所たたもうかって本気で考えてるよ」。デカセギ派遣をする知人はガルボン街で、通りすがりにそう嘆いた。「日本が不況でデカセギの失業者がすごい数ら
-
コラム 樹海
ニッケイ新聞 2008年10月23日付け 「雨ニモマケズー」で有名な宮沢賢治のメモに「一日ニ玄米四合ト味噌ト少シの野菜ヲ食べ」とある。四合は多い気がするが、副菜が少なかった当時、労働者の平均は一日六
-
コラム 樹海
ニッケイ新聞 2008年10月22日付け 十一月四日の米国大統領選挙まで二週間を切った。ニュースでオバマ候補が「黒人」と報じられることに違和感を覚えている人も多いだろう。当地的にいえばパルド(混血)
-
コラム 樹海
ニッケイ新聞 2008年10月21日付け 数ヶ月前に先輩から旧制高校の話を書いた本を2冊借りて読む。戦後教育を受けた遯生にとっては、東京の1高や京都3高の寮歌を歌う程度であり、旧高校生の勉強ぶりや志
-
コラム 樹海
ニッケイ新聞 2008年10月18日付け サ紙が「戻りガツオ」の記事を写真入りで報じていた。鰹船から水揚げされるあの腹に輝く大きな銀白色がいい。南洋から黒潮に乗って北上する鰹は北海道沖にまで回遊し豊
-
コラム 樹海
ニッケイ新聞 2008年10月17日付け モジ市のイタペチ植民地創立六十周年式典の折り、コチア青年の芳賀七郎さんが「今のイタペチは成功している。だが景気が良い時に次に備えなくてはいけない」と語ってい
-
コラム 樹海
ニッケイ新聞 2008年10月16日付け 「目には目を歯には歯を」の記述で知られるハムラビ法典に「最近の若いものはー」という一説があるのは有名な話。紀元前千八百年から現在まで歴史が繰り返していること
-
コラム 樹海
ニッケイ新聞 2008年10月15日付け 「とりあえず、最悪の時期は脱した」。十三日、世界の金融市場を固唾を飲んで見守っていた専門家の中には、そんな感想を持った人もいた。先週一週間でブラジル経済六つ