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樹海

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ニッケイ新聞 2008年9月16日付け  日本とブラジルは遠い。修好条約を締結してからもう100年も過ぎたのに本格的な文化の交流には到っていない。この二つの国を繋ぐのは移民であり、25万人に及ぶ日本人たちは農業に於いて多大な貢献をして評価もされている。こうした基盤の上に日本の企業が進出し経済的な結びつきも強くなったのだが、文化に ...

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ニッケイ新聞 2008年9月13日付け  相撲界がーいや日本中が大騒ぎである。大麻を吸って警察に捕まり解雇という名の「クビ」になった元前頭若の鵬。これに続きロスで黒人の歌手から大麻を手にし吸った露鵬、白露山2力士の不祥事で角界の土俵は大いに荒れた。史上最強の横綱とされた北の湖理事長が引責辞任という大事件にまでなり、後任に武蔵川親 ...

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ニッケイ新聞 2008年9月12日付け  グルッポ・サンセイの「マツリダンス」を中心になってやっているのは日系の若者だが、参加者の方は非日系人が主体といって良い。珍しいタイプの活動だ▼今までの日系団体の活動のほとんどは、日系人が日系人に働きかける、見せる、伝えるという方向性だった。最初から非日系をも含めた志向性を持ち、日本文化を ...

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ニッケイ新聞 2008年9月11日付け  時折ブラジルにいることを忘れてしまうサンパウロにいて、バイーアはかねてからの憧れだった。古都サルヴァドール、カンドンブレにカポエイラ。黒人の沸き立つようなパワーを感じさせてくれるのではないか。そんな思いを胸に機上の人となった▼早速取材で訪れたのは日本文化祭り。オロドゥンではなく盆踊りの和 ...

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ニッケイ新聞 2008年9月10日付け  日本で出ている週刊ポ語新聞で最近、「デカセギ子弟の夢は帰伯して大学で勉強すること」という記事が出た。これを読んで何とも言えない切ない気持ちになった▼いわく、「全ての青年は将来に不安定感をもっている」という。いつか日本にいられなくなる、との不安感だと推測する。地に足がつかない、腰が据わらな ...

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ニッケイ新聞 2008年9月9日付け  その昔の大昔―当麻ケハヤという大力の士がいた。剛力勇猛で相撲の技に長じ誇りにしていたそうだ。この話を耳にした垂仁天皇が、これを懲らしめるために出雲から野見スクネを招き、ケハヤと相撲を取らせたところが、蹴殺してしまったと古事記と日本書紀にあるそうだが、これほどに相撲の歴史は古い▼元々は「神事 ...

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ニッケイ新聞 2008年9月6日付け  今、日本の人たちは「次の首相は誰か」の話でもちきりである。福田首相の唐突な退陣表明があり、政界は大騒ぎ。「解散・選挙も近い」の認識が強く、永田町にはさながら戦場のような緊迫が漲っている。誰しもが関心の深い自民党総裁選の日程も決まり、派閥や国会議員らも忙しげに動き回る。このコラムを書いている ...

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ニッケイ新聞 2008年9月5日付け  十年前に比べ、一世の数はどれぐらい減ったか。統計というのは、実に冷徹な数字をはじき出す。先日、日本の外務省は〇七年一〇月時点のブラジルの海外在留邦人数を六万一五二七人と発表した。「ちょっと少なすぎないか」と思って調べて愕然とした。年々減っているとは分かっていたが…▼憶えているだろうか。橋本 ...

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ニッケイ新聞 2008年9月4日付け  先週アラサツーバで行われたノロエステ連合の盆踊りには、延べ五千人もが訪れたというから凄い。ペレイラ・バレットには世界で唯一といわれる専用会場まであり、この地域一帯はブラジルにおける「盆踊りの本場」だ▼戦前移民の多くが移住生活を始めた伝統の場所で、新しい「マツリダンス」が行われていることに力 ...

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ニッケイ新聞 2008年9月3日付け  JALが百周年と日伯路線就航三十周年を記念飛行で祝うというのは悪くないアイデアだ。これを聞いて思い出したことがある。以前からコロニアでは言われてきたが、航空会社や海運企業などの運送業界は、ぜひとも日本語書籍や日本文化を紹介する外国語書籍などをできるだけ安価で運んで欲しい。もしくは、無料にで ...

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