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樹海

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ニッケイ新聞 2008年9月2日付け  鰻や魚を焼くときは「遠火の強火」が鉄則であり、備長炭が一番で最適とされるけれども、今は優れたガス器具があり料理人らは「最高の発明」と褒めちぎるが、食品の3大発明となるとーこれはかなり難しい。それぞれの好みもあるし、味ほどうるさいものはない。だが、身近なものとしては、インスタントラーメンでは ...

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ニッケイ新聞 2008年8月30日付け  政界一寸先は闇―だそうだが、渡辺秀央参議らが民主党を離党し、同志ら5人と新党「改革クラブ」を結成するとかで永田町は大騒ぎらしい。渡辺参議は、これまでも民主党の政策とは異なる場合が多く、日銀総裁人事の承認や道路財源改革の議論でも執行部の方針を強く批判し、小沢一郎代表との対立もかなり激しい▼ ...

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ニッケイ新聞 2008年8月29日付け  第百三十九回芥川賞に楊逸(ヤン・イー)さんの「時が滲む朝」が選ばれた。外国語を母語とする作家の受賞は初。全く日本語を知らずに日本に行ったのが二十二歳というから、驚愕に値する▼大きなニュースにもなったし、真二つに割れた選考委員らは、小説と文章の根源的な議論を戦わせた、という。逆に、外国で日 ...

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ニッケイ新聞 2008年8月28日付け  ヴィラ・カロンで二十三日にあった「第六回オキナワ祭り」。山羊汁で腹ごしらえ、三線の調べを聞きながら、会場の散策を楽しんだ▼ビール片手にーといきたいところだが、当日は相当の冷え込み。背中を丸めて歩いていると自家製泡盛を無料提供する粋人が。口に含むと、鼻腔に抜けるあの独特の甘味を楽しめた。当 ...

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ニッケイ新聞 2008年8月27日付け  「ローカルな文化、身体を通して、アイデンティティを確立することが大切」という話を第二回海外ウチナーンチュ会議で聞き、なるほどと思った▼「身体を動かしながら日本文化を吸収する」というのは、ここ数年盛り上がっている和太鼓やYOSAKOIソーラン、マツリダンスそのものだ。これに漫画アニメを加え ...

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ニッケイ新聞 2008年8月26日付け  「一つの世界一つの夢」をスローガンにした北京五輪が幕を下ろした。競技場で熱戦が繰り広げられているときにウイグル独立派の警察官襲撃のテロもあり、中国の応援団にボランティアを動員するの不愉快もあったが、オリンピック大会が成功したのは喜ばしい。それにしても、中国は強い。金が51とアメリカを抜い ...

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ニッケイ新聞 2008年8月23日付け  若の鵬が大麻を吸い逮捕されたのニュースを知ったときには「まさかーと疑いまだ半信半疑であった。そこへー北の湖理事長が緊急記者会見を開き「第一報を受けたときには信じられなくてびっくりした」と謝罪文を読み絶句したの記事を見てから若の鵬への怒りが込み上げてくる▼スポーツ選手が興奮剤や筋肉増強剤な ...

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ニッケイ新聞 2008年8月22日付け  一読者から、「あれだけコロニアに貢献した洗濯屋が、どうして百周年でオメナージェンされないのか」といぶかる電話がかかってきた。もっともな話だ。六月の百周年式典でも特に名前を出されることはなかったし、先日の笠戸丸表彰や外務大臣表彰でも、洗染協会の名前はなかった▼笠戸丸移民の石村清太郎が渡伯十 ...

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ニッケイ新聞 2008年8月21日付け  日本国内でも大いに議論されているが、コロニアでもよく聞くのが現代の日本語に対する違和感である。「けしからん」と怒ったり、ため息をついたりと忙しい▼例えば、レストランなどでよく使われる「~になります」「ご注文の方(ほう)~」といった言い方である。「~です」「ご注文」でいいではないかー、とい ...

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ニッケイ新聞 2008年8月20日付け  百周年の年、北京五輪でブラジルが獲得した最初の三つのメダルが柔道だったことは意義深い。十九日正午時点で、ブラジルが得た全六つ(世界三十九位)のうち半分を占める。これは日本移民がもたらした貢献の一つだと言っていい。日本で生まれた柔道は、移民によってブラジルに持ち込まれ、大きな華を咲かせてい ...

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