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樹海

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ニッケイ新聞 2008年6月21日付け  あれから100年と3日。きよう21日―。アニャビ―で日本人移民がブラジルに渡ってからの百周年記念式典が開かれる。笠戸丸がサントスに入港した18日には、ブラジリアでル―ラ大統領が主催の式典があり、皇太子さまもご一緒に祝ってお言葉を述べられ、麻生太郎元外相を始め多くの国会議員や県知事も祝祭に ...

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ニッケイ新聞 2008年6月20日付け  皇太子さまが、きのう着聖された。二十六年前、二十二歳のとき一度ブラジルを体験され、今度四十八歳の壮年になられて二度目の訪伯である▼出発前、宮内記者団との会見の席上、かなり突っ込んだ質問をお受けになった。デカセギが日本国内の労働力の一部を担っていること、そのデカセギと日本人との共生、妃殿下 ...

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ニッケイ新聞 2008年6月19日付け  ついに百年目の移民の日を迎えた。「移住とは壮大な民族的実験である」とはニッケイ新聞の基本的な考え方だ。二十五万人の日本移民がどのように大地を耕し、苦労し、創意工夫して日本語や日本文化を残そうとしたか。二世たちはどんなアイデンティティを形成し、どのように根を張ったか▼ヤキソバ祭りしかり、日 ...

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ニッケイ新聞 2008年6月18日付け  日本移民百周年を迎えるにあたり、「ここまで生きてきてよかった」と述懐している八十七歳女性がいる。節目に日常の単調を破る刺激があったのである▼女性は、百年のうち、七十年をブラジルで生きてきた。高等女学校を卒業してから渡航したので、いわゆる物心がついている。七十年間身辺に起きたことはすべて記 ...

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ニッケイ新聞 2008年6月17日付け  東京の秋葉原は「電器の町」でフアンが多い。日曜日の8日も買い物客が押し寄せ人気の高さを誇ったのに―起きたのは凄惨な殺人事件である。秋葉原駅近くの歩行者天国にトラックが突っ込み通行人を次々に跳ね飛ばした。さらに運転していた男がナイフを手に降りてきて人々の腹や胸を刺す悪魔のような凶行を続ける ...

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ニッケイ新聞 2008年6月14日付け  「ねじれ国会」は、面倒臭くて厄介な代物とは承知していたが、民主党や社民、国民新党による首相問責決議の可決には驚いた。先の選挙で民主党は躍進し参院第1党となり、国会の同意が必要な日銀総裁人事で与党が提案した旧財務省首脳の昇格を否定したりと賑々しいが、何故?これほど問責決議に拘るのか―▼これ ...

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ニッケイ新聞 2008年6月13日付け  「たかが団体舞踊」ではない。「団体舞踊こそ、わが生甲斐」である。日本移民百周年祭典は、コロニアの団体舞踊愛好者に、いい〃舞台〃を与えてくれている。近頃、中高年の知り合い同士が電話で会話を交わすと「あなたは出ないの?」の問いが挿入されるそうだ。踊らない人にとっても関心事なのである▼来る二十 ...

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ニッケイ新聞 2008年6月12日付け  面白い世代が台頭してきた。先日、日本でともに活躍する演歌歌手の南かなこ、大衆演劇「響ファミリー」の公演をみた。両方とも二〇代の若い日系三世であり、公演のしゃべりの最中に自然なポ語を混ぜる。日本で本格的に芸能活動をする日系人が〃凱旋〃する姿は実にすがすがしい▼もちろん普段、日本ではポ語を混 ...

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ニッケイ新聞 2008年6月11日付け  毎日食べているコメが先月、倍近く値上がりした。アルゼンチンが輸出を制限したのが主たる理由だといわれる。東洋系が好んで食べる炊飯できるコメは、国産も増えているし、あまり関係がないのでは、と思われるのだが、例外ではなかった。元値が高いだけに、値上げ分の数値も高い▼もう一つの理由に生産資材の値 ...

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ニッケイ新聞 2008年6月10日付け  長く激しい闘いであったし、ときには興奮の余りか相手候補を「謗り」―政策論を飛び越えた議論になったりと大いに賑やかな予備選に国民は沸きに沸く。こんな民主党の候補選びもやっとけりが着き黒人のオバマ氏が勝利した。ヒラリ―・クリントン上議は撤退表明したが、1800万人から集めた票はオバマ氏を上回 ...

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