ニッケイ新聞 2008年5月9日付け イッペランジヤ・ホーム(スザノの援協経営老人ホーム)の毎年の資金獲得イベントは、ダリア祭りとイペー祭りが代表的なものである。今年、タイミングがあえば、ダリア祭りにおける〃だんご〃ほうで、焼き芋が販売できるところであった▼この話は、サツマイモの苗を提供した農業コンサルタントの高桑義政さんから ...
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ニッケイ新聞 2008年5月8日付け 百周年記念硬貨の問題に関して、重要なことが一つ判明した。彫刻家の弁護士は、やはり記念通貨の著作権に関する損害賠償を考えていた。本紙取材に対し、彫刻家自身は「お金など請求していない。作者の名前をもっと出して欲しいだけ」と答えていたが、エスタード紙に大きく出された弁護士の記事をみると、そうでは ...
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ニッケイ新聞 2008年5月7日付け 沖縄県内の演劇グループによる演劇「イッパチの夢に賭ける」が近くブラジルでも上演される。「演劇で里帰りする」と評判で、すでに先月二十六日、名護市民会館で壮行公演が行なわれた▼イッパチはあだ名で本名は儀保蒲太、南風原町生まれ、十二歳で渡伯した笠戸丸移民である。三十九歳で死去するまで、二十七年間 ...
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ニッケイ新聞 2008年5月6日付け ちょっと旧聞になり申し訳ないのですが、先月26日の日露首脳会談について少しばかり。ガソリン税で民主党と対立し国会が混迷しているときのロシア訪問であり、プ―チン大統領との話し合いでは、北方領土返還に関してかなりの進捗が期待されたけれども、やはり「交渉の継続」という曖昧模糊とした結論に終わった ...
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ニッケイ新聞 2008年5月3日付け きょう5月3日は「憲法記念日」。明日の4日が「緑の日」。続いて5日は「子どもの日」となり、6日は振替休日なので文字通りの黄金週間である。恐らく―4月29日の「昭和の日」から―いや26日の土曜日からの連休だろうから11日間も休日が重なり、やれ海外旅行だ静かな温泉へと国民は忙しい▼今はゴールデ ...
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ニッケイ新聞 2008年5月1日付け 誰かが嘘をついている――そう思わざるを得ない。鋳造を終えていた百周年記念硬貨のデザインが急きょ変更になった件だ。日本政府にとって前代未聞の出来事と言っていい▼関係者は「制作者から四百万ドルを要求されて交渉がまとまらなかった」といい、肝腎の彫刻家は「お金なんて要求していない」と真っ向から言い ...
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ニッケイ新聞 2008年4月30日付け まだ大半の日本人が、この国で、農業に従事していたころ、農作物が天災や害虫によって、一夜のうちに壊滅的な打撃を受けたとき、どうしたか。家族がきょう食べるコメもなくなったとき、どう行動したか▼よく人生の岐路に立ったとき、預言者や霊能者の「おつげ」をきいて(参考にして?)という話があるが、農業 ...
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ニッケイ新聞 2008年4月29日付け 日本の人口が減りはじめ2050年になると労働人口は2400万人も少なくなるそうだが、世界は拡大路線を歩みもう60億人を突破し、中国は13億人、インドは10億人の超大国である。余りに増えすぎに中国の「一人っ子政策」は有名だし、何らかの方策を考えないとヒトばかりが膨張し大変な騒ぎになる恐れが ...
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ニッケイ新聞 2008年4月26日付け 日本国籍をも所持する大統領はこれまでにもいた。先ごろ有罪判決を受けたペル―のフジモリ氏は、当時の日本移民がそうだったように二重国籍だったのでおかしな格好になったけれども、大阪で生まれ故国に帰ってから国政のトップになったのは韓国の李明博大統領が初めてではなかろうか。苦難の道を歩み実業界で成 ...
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ニッケイ新聞 2008年4月25日付け 日系社会では勝ち負け紛争に関してタブーとされてきた部分が多かった。それゆえジャーナリスト、ジョルジ・オクバロさん(二世、61)が十五日にサンパウロ市で行った講演は興味深かった▼著名な二世が日系人としての誇りを持って、ポ語で「父は臣道連盟だった」というところから語り始める講演は実にインパク ...
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