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樹海

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ニッケイ新聞 2008年1月25日付け  日本の競馬のG1レースで七勝するなど輝かしい戦績を残した、あのディープインパクトに待望の牡馬が生まれたという。ここであえて取り上げるのは、その母親がブラジル産馬だからだ。子は〃長男〃だという。ディープの三番目の子だが、牡馬だったから「日本の馬産界全体が待っていた――」という修飾がつく。め ...

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ニッケイ新聞 2008年1月24日付け  「日本に来て十年も十五年も経つとすっかり日本食に慣れちゃうから、ブラジル人への売上げは減るばっかりだよ」。これは二十一日付けエスタード紙の日本移民百周年特集号で、群馬県大泉町にあるブラジル食材店の老舗「キタンジーニャ」の社長、新垣修さん(二世)が語っている言葉だ▼彼自身が在日二十一年の古 ...

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ニッケイ新聞 2008年1月23日付け  世相は変る。最近、結婚式にちなむある話をきいて、「すっかり遅れている」と痛感したことがあった。(私は)こんなことも知らないで、という思いである。若い二人が、結婚式のコンヴィッチに自分たちの銀行口座番号を添えるというのだ。「(祝ってくださるのなら)振り込んでください」というわけ▼実は、何年 ...

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ニッケイ新聞 2008年1月22日付け  「親殺し」に「子殺し」が―やたらに多い。先だっては大阪の守口市で生後18日の礼弥ちゃんが、強盗に入った男に口と鼻に粘着テ―プを張られ窒息死するという事件が起こった。母親も縛られ身動きできなかったそうだし、こんな非道で残酷な犯罪はない。40年も50年も連れ添った愛妻が寝たきりになり、看病に ...

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ニッケイ新聞 2008年1月19日付け  「角福戦争」や「サントリ―」の流行語が頻繁にマスコミを飾り、自民党の派閥は凄い力を発揮したものである。政策を競う側面もあったが、率いる領袖の魅力が第一で狙いは政権獲得である。「数は力なり」の故田中角栄は最大の派閥を率い政界に隠然たる影響力を行使し、弟子筋にあたる故竹下登も「創生会」を立ち ...

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ニッケイ新聞 2008年1月18日付け  遠くて近い国――こんな言い方がある。ブラジルと日本の関係が、そう言われたりする。実質はともかくとして…。日本と中国は、近年「近くて近い国」である。距離的に近く、特に産業経済関係が緊密になるにしたがい、他の分野でも中国を重要なパートナーと見る人たちはますます増える傾向だ▼京都外国語大学が昨 ...

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ニッケイ新聞 2008年1月17日付け  日系社会の裾野は広い。ここ数年で何度も日系福祉団体のイベントに手弁当で参加してくれているMPB歌手のジャイール・ロドリゲス、その奥さんが日系三世なのは本紙でも何度も伝えている。その娘で、最近CMにもよく出演して人気上昇中の若手歌手のルシアナ・メーロは正しく日系四世だ▼さらにマウリシオ・デ ...

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ニッケイ新聞 2008年1月16日付け  〇九年に完成を見込んでいる援協の「福祉センター」建設費(予算)の一部は、日伯友好病院の収益から割かれている。「援協はけっこう儲かっているんだな」と思った人もいるかもしれない▼援協としては、成り立ちというか、原点が「困窮者救済」であったので、事業体としての病院が儲かっている事実をあまりおお ...

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ニッケイ新聞 2008年1月15日付け  ブラジルもやっと鉄道の見直しが始まった。これほど広大な領土を持つのだから人や物の大量輸送には、自動車より鉄道の方がいい。尤も―経営を維持できるだけの乗客を確保できるのかなどの難問があって東京―大阪のように新幹線で颯爽と往来するのは簡単ではない。しかし―リオ―サンパウロに高速鉄道を敷設する ...

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ニッケイ新聞 2008年1月12日付け  ピカソの絵画盗難は、大トピックだったし、国際電で世界の国々に伝わった。評価額が62億円とされる作品なので話題にもなる。ブラジルでは「スザンネ・ブロッヒ」だが、日本では「女性オペラ歌手の肖像」でフアンは多い。しかも―サンパウロ美術館に侵入した2人組によって盗まれたとなれば、世の騒ぎは広がり ...

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