ホーム | コラム | 樹海 (ページ 280)

樹海

➡【無料朝刊サービス登録】緊急対応の無料PDF版へのリンクに加え、毎日の新しい記事の見出しだけを、本文ページへのリンクをつけてメールで無料配信しています。メールアドレスを書き込み、「申し込み」ボタンを押すだけです。メールチェックのついでに気になる記事をクリック!

コラム 樹海

ニッケイ新聞 2008年1月11日付け  昨年末、グァタパラ文協発行の新聞が、恒例盆踊りの踊り手が少なく寂しく感じた、と書いた。演奏の太鼓のほうは今伸び盛りの太鼓よさこい踊りグループが張り切って、不足がなかったが、観衆が多い割に踊る人が少なかったという▼その理由――もう、言い尽くされている感があるのだが、一世の高齢化、少子化、若 ...

続きを読む »

コラム 樹海

ニッケイ新聞 2008年1月10日付け  年明け早々、地元日系団体らが中心になって検討していた国士舘スポーツセンターの運営権を文協から受託する件に関して、白紙に戻すのみならず、批判的な内容の絶縁状ともいえる文章が評議員全員に郵送された▼これは時間をかけて交渉すれば、まとまる可能性のあった案件を、自ら断ち切るに等しい行為にもみえる ...

続きを読む »

コラム 樹海

ニッケイ新聞 2008年1月9日付け  昨年末、日系の保育園・学校経営のベテラーナの一人が「(若い人たちに)ついていけない」ともらしたのをきいた。嬉しさ半分、淋しさ半分の言葉と受け取った。もらしたのは、旧日伯実科女学校創立者の二代目、作本郷原登美子さんである▼同校は、戦前移民がたくさん渡航してきた頃、一九三二年の創設といわれる。 ...

続きを読む »

コラム 樹海

ニッケイ新聞 2008年1月8日付け  首相の「お伊勢参り」は今や年頭行事になっており、ここでの発言は政治的にはかなり重い。戦前の総理大臣は新年もだし、就任直後にも参拝していたけれども、戦後になると東久邇稔彦首相を最期にGHQ指令で途絶え吉田茂や幣原喜重郎、片山哲、芦田均の4首相は「空白の10年」とされる。昭和30年(1955年 ...

続きを読む »

コラム 樹海

ニッケイ新聞 2008年1月5日付け  初勤行や初ミサも終わりきょう4日は仕事始め。文化協会の新年祝賀会もなかなかの賑わいだったし、この勢いを盛り上げ「移民100年祭」を華やかにしてほしい。パラナ州や各地でも数多くの企画が発表され、これから日本移民の1年が始まるが、なんと言っても本場はサンパウロであり、祭典や記念事業も歴史に刻ま ...

続きを読む »

コラム 樹海

ニッケイ新聞 2007年12月29日付け  年の暮れはなんとなく心が騒ぐ。やり残したことの多きを悔やみ、世の移り変わりも激しい。ブラジルは、1014年のWカップがリオと決まり大喜びしたのはいいが、暮れも近くなると、上院で小切手税が廃止となりル―ラ大統領は大困惑だそうな。これで喜怒哀楽が入り混じっての1年となり、世界の国々でも、い ...

続きを読む »

コラム 樹海

ニッケイ新聞 2007年12月28日付け  年をとると短気になる、といわれる。このごろの言葉でいえば「キレる」である。最近読んだ日本の雑誌にキレた高齢女性のことが載っていた▼電車のシルバーシート(高齢者優待席)に若い女性が座っていた。乗ってきた高齢女性が居丈高に叱った。「あんた、六十歳過ぎてるの。とっとと立ちなさい」。若い女性は ...

続きを読む »

コラム 樹海

ニッケイ新聞 2007年12月27日付け  現在ほど、全伯各地で同時に記念事業が企画されたことはない。サンパウロ州、パラナ州までは周年事業の定番だが、百周年ではリオ州、ミナス州、南マ州、サンタカタリーナ州、南大河州、エスピリットサント州、ブラジリア、バイア州などほぼ全域で何らかの記念プロジェクトが進められている▼とくに各地で大型 ...

続きを読む »

コラム 樹海

ニッケイ新聞 2007年12月25日付け  日本と韓国は近い。欽明天皇が百済から仏教を導入したし、昔から人々の交流は活発だった。長い歴史のなかでは、日本による併合という哀しみもあるが―今や韓国から日本への旅行者は250万人にのぼり、日本から慶州や釜山を訪ねる人も多い。古い時代には、日本への渡来人がいっぱいいたし、この朝鮮系の人々 ...

続きを読む »

コラム 樹海

ニッケイ新聞 2007年12月22日付け  代理処罰(国外犯処罰)は、移民にとっては新語と言っていい。日本で外国人が犯罪を起こし逮捕される前に外国に逃亡した犯人を当該国の警察に依頼し裁判所で審理してもらうことなのだが、最近のように人の動きが多くなると将来的には大きな課題となるに違いない。犯罪人の身柄引渡し条約があればいいのだが、 ...

続きを読む »