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樹海

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ニッケイ新聞 2007年12月7日付け  「食わず嫌い」というのがあるが、高齢者のパソコン操作嫌いは「やらず嫌い」のほうにはいるかもしれない。日常生活にアクセントをつけるために大いにやるべし、断じて稽古に踏み切るべし、である▼こう書き出したのは、近く文協(ブラジル日本文化福祉協会)が、サンパウロ市のインターネット普及プロジェクト ...

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ニッケイ新聞 2007年12月6日付け  移民百周年(日伯交流年)開始まで、ついに一カ月を切った。サンパウロ市の百周年目玉事業はなにで、六月の式典以外の主要行事は何なのか、知っている人がどれだけいるか▼百周年記念協会は、秒読み段階ともいえる現在、主催事業の財源すら確保できていない。上原理事長らは先月に訪日したが進展があったとは聞 ...

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ニッケイ新聞 2007年12月5日付け  渡航してきたコチア青年ざっと二千五百人。移民の多くが、さまざま紆余曲折を経て、今があるが、コチア青年たちも「語れば長い」ブラジル生活をした人が多い▼最近、すでに物故した一人の青年(生存していたら八十歳近い)の「死亡時の状況」を明らかにするのに手を貸してくれ、と頼まれた。残念だが余り役に立 ...

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ニッケイ新聞 2007年12月4日付け  祖母と孫娘2人の殺人といい九州の暴力団抗争など―一般の庶民には「どうしてあんなことを」が実感ではなかろうか。香川県坂出市の自宅で刺殺された三浦啓子さん(58)は、部屋に大量の血痕を残したまま孫の茜ちゃん(5)と彩菜ちゃん(3)らと行方不明になった。警察も署員を動員し「殺人」の可能性を含め ...

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ニッケイ新聞 2007年12月1日付け  霞ヶ関の汚職体質は、どうやら本物らしい。難関の試験に合格し任官の頃は「国家のために」の意識が高かったに違いないが、月日と共に権力の僕(しもべ)になってしまい、金権に執着し堕落する。勿論、官僚として国に尽し生涯を過ごした立派な人も多い。だが、近頃は、権力を笠にきた江戸時代の悪代官の如き木っ ...

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ニッケイ新聞 2007年11月30日付け  アマゾニア日伯援護協会(パラー州ベレン)の会報の編集者が、近着の会報で「『援協離れ』に一考察」と題し、経営の悩みを書いていた。同援協は、病院も経営しており、ブラジル日系社会では、サンパウロの援協に次ぐ規模の大きい団体である。経営の悩みに共通点があると断じることはできないが、いずれ同じ悩 ...

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ニッケイ新聞 2007年11月29日付け  ブラジル社会における「ジャポネース」という言葉がもつイメージは、実に興味深い。先日、サンパウロFCがサッカーブラジル選手権優勝を決めたとき、モルンビー蹴球場を埋めた七万人のファンから「テレ、ラマーリョ」との大声援を受けたムリシー・ラマーリョ監督は、感極まって「テレ以外はみなジャポーズだ ...

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ニッケイ新聞 2007年11月28日付け  短い間だったが、日本の街を歩いていて感じたのは、若い女性たちの強い自己主張であった。言葉ではない。服装である。簡単にいえば、流行を追うなかで、他とは違うものを選ぶ、着る、という意思が明瞭に読み取れた。他者が、似合わないとかいっても、取り合わず、わが道を行くと言わんばかりである。そのファ ...

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ニッケイ新聞 2007年11月27日付け  タイに日本の女性が運営する「ホ―ム」がある。あの国にはエイズ感染者と患者が多い。そのためもあってに妊娠し赤ちゃんを出産するケ―スもかなりある。そして―母は死亡し、孤児が残される。邦人女性は、こうした母のいない子らを80人ほど集め育てているのだが、「孤児院」と呼ぶのを嫌い敢えて「ホ―ム」 ...

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ニッケイ新聞 2007年11月24日付け  茶の幽玄の世界や四季の味を巧みなまでに造りあげた湯木貞一は、現代の料理名人であり、文化功労賞をも受賞している。高級料亭「吉兆」の創業者であり、今も一流の味覚を誇りフアンも多い。そんな名誉ある「船場吉兆」が、悪の限りを尽くしているのは、真に情けない。福岡で売った菓子が賞味期限を過ぎたのに ...

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