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樹海

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ニッケイ新聞 2007年11月23日付け  戦後初期移民の同船者会が盛んである。ほとんど「五十周年記念」だ。世話人の多くは、二十代に入ってまもなく渡航した単身移民たち。四十歳代で家長だった同船者たちのほとんどは他界してしまった。さきごろ、招集をかけた女性は、例外的というべきか、当時七歳の子供移民であったが、今や中高年域の入り口に ...

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ニッケイ新聞 2007年11月22日付け  日本国内で刑務所にいるブラジル人が何百人いるか知らないが、ブラジル外には少なくとも三千人が収監されているという。ブラジル政府の「少数民族と人権に関する委員会」で報告された。すべての外国政府が通知するわけでないので、「実際ははるかに多いかもしれない」とブラジル外務省在外コミュニティ課のル ...

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ニッケイ新聞 2007年11月20日付け  花は路傍にちんまりと咲くのから大きな庭を飾るものまでどんなものでも奇麗だ。咲き始めの蕾もいいし、万 の桜花も素晴らしい。菊の懸崖は見事に咲き、秋の祭りには菊人形が人々の眼を奪い、香しい匂いを放ちながら夢幻へと誘う。色彩も紅、黄色、白と多彩だが、秋の桔梗の紫も捨て難い▼近ごろの日本では、 ...

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ニッケイ新聞 2007年11月17日付け  イスラム支配下のイベリア半島をキリスト教徒の手に奪回した「レコンキスタ」の主役はスペインだが、20世紀の最大事はフランコ将軍が率いる専制独裁国家であり、スペイン内乱だった。32歳の若さで少将になったフランコは人民戦線に反対し内戦に―。世界の知識人らは猛反発し、「老人と海」のヘミングウエ ...

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ニッケイ新聞 2007年11月15日付け  日本からの三件目の国外犯処罰(代理処罰)がブラジル政府に要請された。今回は昨年末に静岡県焼津市で起きたブラジル人母子三人殺害事件のエジルソン・ネーベス容疑者に対するものだ▼被害者のうち二人は子供であり情状酌量の余地はない。日本国内の裁判なら死刑判決を受けてもおかしくないという。同容疑者 ...

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ニッケイ新聞 2007年11月14日付け  NPO「現代座」理事長の木村快さんが、十七年前から調査していた長野県人・輪湖俊午郎の足跡を一冊にまとめた。題して『輪湖俊午郎の生涯』、有志に配布されている▼輪湖さんは、日本人のブラジル移住に深く関わった人である。出稼ぎを否定した移民の定着、自治による移住地建設、二世に対する教育を指導す ...

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ニッケイ新聞 2007年11月13日付け  日本で最も人口が少ない県は?と訊かれて「鳥取」と、即座に答えられる移民は極めて少ないのではあるまいか。先の調査で「60万人割れ」が明らかになり県庁のお役人も「頭が痛い」とぼやいているそうだ。子供の頃に風呂に入りながら「因幡の白兎」を耳にし「嘘はいけません」と「大国主神のありがたさを」を ...

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ニッケイ新聞 2007年11月10日付け  「政界一寸先は闇」だそうだが、民主党の小沢代表の唐突な辞任表明には驚いた。これが4日。そして6日には「もう一度、頑張りたい」と辞意を撤回し7日の議員懇談会では「大連立を否定」と真に忙しい。まあ、小沢一郎という人は「創造と壊し屋」の名手とされ、細川政権を樹立し、日本新党や新進党も結成した ...

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ニッケイ新聞 2007年11月09日付け  ブラジル在住の日本人高齢者にいくつかの県が贈り続けてきた敬老祝い金。支給打ち切りが続いて、愛知県とともに〃最後の砦〃になっていた宮城県もついに来年から支給をやめる可能性がでてきた。受けるブラジル側にとっては、残念な話だが、日本側の現実を考えると、いつまでも「ほしい」とは言っていられない ...

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ニッケイ新聞 2007年11月08日付け  今年後半になって、来伯する日本の新聞記者が急に増えた。これほど立て続けにくるのは異例だ。七月から毎月、静岡新聞の記者が三人短期来伯したのを先駆けに、九月には愛媛新聞記者が一カ月、十月からは河北新報記者が一カ月滞在し現在も取材中だ▼さらに共同通信記者もカメラマンと共に来聖、十日間程度取材 ...

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