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樹海

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2007年6月27日付け  来月、リオで開催されるパンアメリカン大会に出場する野球ブラジル代表二十人が招集された。これを伝えたジョルナル・ニッパク紙(ポ語)の見出しは「八人の〃外国人〃を招集」だった。なるほど、と思って読んだ▼もちろん、外国人が代表入りできるわけがない。正確には、現在、外国でプレーしているブラジル人八人を呼んだ、 ...

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2007年6月26日付け  政界には奇怪千万なところがある。所謂―世の常識を超えるような議論や行動が飛び出し、正々堂々と天下を歩む。国民新党(綿貫民輔代表)が、元ペル―大統領だったフジモリ氏に7月の参院選挙に出馬を要請したのニュースには驚き、その奇想天外さにびっくり仰天した。尤も、仕掛け人は亀井静香代表代行であり、秘書をサンチャ ...

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2007年6月23日付け  朝鮮総連の謎は多い。いや暗黒と見た方がいい。北朝鮮の「大使館」は認めるとしても、金日成の国は楽園と偽っての帰還運動もだし、日本人拉致に関しても闇の世界が蠢く。最も解り難いのは、資金繰りの曖昧さであろう。総連系の16朝銀信用組合が経営破綻したのも、北朝鮮への上納金などを捻出するために総連に融資したのが返 ...

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2007年6月22日付け  同僚の若い記者が奥地ツアーに同行して帰社すると、面白い視点から報告することがある。「三世といえば、私(記者自身)くらいの年代だという思い込みがある。それが、地方にいくと、三世はかなり年配の人たちなので驚く」▼三世といっても年齢はさまざまなので、おしなべて言えないにもかかわらずである。サンパウロ市で取材 ...

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2007年6月21日付け  百周年祭典本番まで、ついに一年を切った。日伯交流年としては来年一月から始まるから、もう六カ月しかない。この調子ではあっという間に〇八年になる。準備は今のうちだ。来年になって何千人もの慶祝客が来てから、「ああしておけば良かった」と思っても遅い▼来年の今頃はどうなっているか。ホテルは満杯、質の良い警備員も ...

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2007年6月20日付け  本来はこれが普通なのだろうが、少し気になる催しがある。気になるといっても、不愉快なのではない。石川県人会文化祭は、同県人会館で開設されている各種教室の一年一回の発表会である。先週末、催された▼発表は、水彩画、陶芸、生け花、茶道、俳句、謡曲であった。できるだけ多くの(外部の)人に来て観てほしい、というこ ...

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2007年6月19日付け  万葉歌人というよりは、あの4500余首の選者であったの説もある大伴家持は「石麿にわれ物申す夏痩せによしといふものぞうなぎめしませ」と詠み、滋養豊かな鰻が好みだったらしい。夏痩せにはウナギを食べなさい―の歌だけれども、奈良や平安の貴族たちは、あのぬるぬるは庶民の物であり食卓には乗せなかったと―物の本には ...

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2007年6月16日付け  世の中には「おかしな話」がいっぱいある。武村正義元蔵相の長男は「父の存在が重い」とかで麻薬に走り実刑の判決だし、朝日新聞社長の息子も、これまた覚せい剤だかの愛用でこちらも有罪だった。緒方重威元公安調査庁長官が朝鮮総連本部の建物と土地を35億円ほどでポンと買おうとしたのも不思議千万である。緒方氏は広島高 ...

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2007年6月15日付け  ポルトアレグレの樋渡家の誇りは、斎藤準一ブラジル空軍総司令官と親戚のような付き合いがあることだ。さきに航空管制官の処分問題が生じたとき、大統領の意向に対し是々非々で臨み、軍人の筋を通して、大方の支持を得たことを日系人としてすばらしいと思っている▼樋渡家の自己紹介によると、同家は総司令官とはブラジルにお ...

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2007年6月14日付け  移民百周年をテーマにすることを正式決定したサンバ校ヴィラ・マリアの住所はサンパウロ市北東部ジャルジン・ジャポン。ヅッツラ街道の反対側には日伯友好病院がある▼すぐ近くには日本広場、帝広場、有栖川通り、東郷通り、侍通り、広島通り、娘通り、芸者大通り、江戸広場、東京広場、大阪通り、京都通り、大和通り、中沢源 ...

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