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樹海

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2007年3月29日付け  今週末の文協評議員選挙から始まる新会長選びの争点の一つは、サンパウロ市式典会場問題ではないか。サンバ会場が適当かどうかは議論が分かれており、ずっと不満がくすぶっている。昨報の「しんせいきのかい」主張を見ても「式典会場と内容について再考する」と明記されている▼当初、移民行列をやるから同会場との話だったが ...

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2007年3月28日付け  近着のパラナ新聞が、多芸の中川芳月さんが、さきの浪曲民謡祭りで落語口演に初挑戦したと書いていた。芳月さんは浪曲師として知られるが、ほかに民謡、歌謡、さらに司会、となんでもござれの人だ▼特に浪曲は、コロニアにタネを求め、自分で本を書いている。これまで例えば、芳月さんにとって郷土の英雄「フジモリ元ペルー大 ...

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2007年3月27日付け  本州最北端の下北半島・大間は、鮪の一本釣りで知られた町である。ビデオで観る釣りの凄まじさは闘いであり、所謂―釣りとは異なる。小さな漁船に独りで乗り荒波が立つ厳寒の沖へと進む。釣り糸は太く、漁師は餌を付けたのを荒海へ投げ込む。それからはマグロが食いつくようにと神に祈るような気持ちで静かに―静かに波に揉ま ...

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2007年3月24日付け  暫く静かだった従軍慰安婦の話が、アメリカでかなり大騒ぎになっている。立役者は日系3世のマイク・ホンダ下院議員で「日本の首相に謝罪を求める」決議案を提出し、ロスの新聞は「天皇がお詫びするのが最もいい」の論文を掲載するなど日本叩きが激しい。日本も黙って見ているだけではない。駐米大使の加藤良三氏が「何回も謝 ...

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2007年3月23日付け  カタカナ表記はできるだけしたくない、と普段から思っているのだが、次の言葉はアメリカでよく使われているというので…▼それは「サクセスフル・エイジング」。「成功した幸運な老い」、あるいは進行形で「自身が成功していると自覚し幸せに老いる」とでもなろうか。実は、この言葉、日本語に置き換えられない、といわれる。 ...

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2007年3月22日付け  北パラナ・マリンガの日本庭園建設予定地(今はただの野原)を見てきた。JICA派遣の造園専門家、川下滉さんによれば「一年前でこれなら日本じゃ完成しませんね」と妙な太鼓判(?)を捺すが、市長は「完成させる」と凄い勢いだ▼川下さんの話で興味深かったのは樹木の選び方だ。日本庭園だから日本から木を持ってくると単 ...

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2007年3月21日付け  年寄りはよく言う。「近頃の若い者は何も知らん」。これは、多くの場合、自分の知っていることを若い者が知らない、いう意味で、自分の知識の幅や深浅の程度の範囲で言っている。だから、若い者側に言わせれば「老体どもは何も分っていないんだから」となる▼東京都知事選挙に出馬する建築家の黒川紀章氏の名を見て、夫人の若 ...

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2007年3月20日付け  ブッシュ米大統領の中南米訪問は、突然の発表でもあり、戸惑いもあったが、ベネズエラのチャベス大統領らの反米・左翼政権への牽制が主な狙いであった。サンパウロではかなり強硬な抗議行動があったし、依然として反米の気運が高いことを示したけれども、ウルグァイ、コロンビアを経てグアテマラ、メキシコ歴訪の旅は初期の目 ...

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2007年3月17日付け  ブッシュ米大統領の中南米訪問は、突然の発表でもあり、戸惑いもあったが、ベネズエラのチャベス大統領らの反米・左翼政権への牽制が主な狙いであった。サンパウロではかなり強硬な抗議行動があったし、依然として反米の気運が高いことを示したけれども、ウルグァイ、コロンビアを経てグアテマラ、メキシコ歴訪の旅は初期の目 ...

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2007年3月16日付け  コロニアに「祭り」が増えた。「祭り」の文字の前に、果物や花、食べものの名を冠したのが多い。果物なら、その土地の特産であることを宣伝しようとしているし、食べものなら、日本食です、と特殊性を込めている▼今、こうした「祭り」を企画する人たちのなかから、単に「見てもらう」「食べてもらう」「購入してもらう」では ...

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