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樹海

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2007年1月30日付け  キューバといえばヘミングウエイの「老人と海」だが、あそこの海は釣り好きには最高のところらしい。昔、サンパウロ総領事からキュ―バ大使に栄進したK氏から100キロをも超すようなカジキを釣ったの手紙があり「遊びにきなさい」とあった。当時のブラジルは軍事革命政権の頃だし、キューバとの国交関係はない。それでも、 ...

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2007年1月27日付け  ユングの大家として知られ評論家でもあった河合隼雄氏が文化庁長官に就任し活躍していたのに―病に倒れ勇退したのは真に惜しい。だが、河合氏は長官に就任すると、子どもの頃に学校や両親から教えてもらった童謡や唱歌をみんなで歌おうと発案した「日本の歌百選」の選定が終わり公表へ漕ぎ着けることができたのは喜ばしい▼選 ...

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2007年1月25日付け  今日は四百五十三回目のサンパウロ市制記念日だ。一五五四年一月二十五日にイエズス会のマヌエル・ダ・パイヴァ神父が、インディオに最初にカテキズモ(教理の伝授)をサンパウロ・デ・ピラチニンガで行ったことをもって、市の誕生日としている。その場所は現在、パチオ・ド・コレジオとよばれ、布教史料や宗教美術品を展示す ...

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2007年1月24日付け  昨年十二月、そのぶどうを一粒試食したとき、これで、日本人がまた新しい果物をブラジルに持ち込み栽培に成功した、と確信した。大粒のタネ無しぶどうであった。「藤稔」(FUJIMINORI)、「紅伊豆」(BENIIZU)など、いかにも美味しそうな名前がついていた▼JICA派遣の技術者の指導を受けて、いま、聖南 ...

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2007年1月23日付け  世は進み科学も医学も発展する。これまで不治とされてきたレプラもきちんと治療すれば治癒するようになったのは喜ばしい。産婦人科の不妊治療も進歩し、67歳のご婦人が堂々と赤ちゃんをご出産になりニュースになって世界に流れるし、あの子宮を移植する話もある。それもこれも「赤ちゃんが欲しい」からだろうが、子宮移植に ...

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2007年1月20日付け  ヴェネズエラのチャベス3選、エクアドルのコレア大統領就任と南米の左傾化は進む。チャベスのアメリカ嫌いは凄まじく「ブッシュは墓へ」と罵り、ボリビアのモラレ大統領も天然ガスの国有化を宣言する反米派である。何しろ南米12ヵ国のうち左翼政権は8ヵ国にのぼり、反米国はヴェネズエラ、ボリビア、エクアドル3ヵ国なの ...

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2007年1月19日付け  最近、日米関係で人々の耳目を集めたのは、松坂大輔投手(西武)のボストン・レッドソックスへの移籍話だ。松坂の成績が、まだ全くあらわれていないのに、移籍金と年俸など金銭の面で、日本の平均的サラリーマンの二千年分の年収が〃動く〃というので、驚かされた。年収五百万円(約九万五千レアル)の人たちの二千年分である ...

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2007年1月18日付け  今日十八日には日本国外務省では日伯交流年実行委員会の設立総会が、麻生外務大臣らの出席のもと行われている。ところが、ブラジル側の百周年記念協会では正式予算すらできあがっていない。これでは日本側でもどう動いてよいか分からず、さぞや困っていることだろう▼あと正味十七カ月で百年祭本番、来年の今頃にはブラジル銀 ...

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2007年1月17日付け  日米開戦一周年だった四二年十二月七日付の「徳尾日記」(の記述コピー)を読んでいる。徳尾とは当時東山銀行の行員だった徳尾渓舟さんだ。銀行に勤めながら大学に通い、のち会計士になり、短歌もつくった▼日記の内容は、法大生の井上ジェルヴァジオさん(元コチア産組中央会会長)ら日系二世の若者三十人ほどが、公園へピク ...

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2007年1月16日付け  台湾新幹線がやっと開通した。北端の台北と南にある高雄の345キロを結ぶ高速鉄道である。在来線では4時間もかかっていたのが、新幹線だと最速で81分。片道運賃も五千三百円と日本の半額と安い。台湾は九州を少し小さくした国だが、この新幹線の完成で南北の往来は容易になり、高雄に暮らしながら台北へ出勤も可能になっ ...

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