樹海
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コラム 樹海
中川昭一農水相が来伯したこと意義は大きい。お互いの国を訪問する形で年一回、定期会談をすることで合意。つまり二年に一度、大臣が来伯することになった。次にくるのは〇八年だ▼前回、小渕外相が来伯したのは移
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以前、私たち新聞づくりをする者にとって、理想的、というか、夢の新聞とはどういうものか、先輩たちと話し合って、タメ息をついたことがある。かなわぬ夢であることから出るタメ息である。新聞編集者にとって理想
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ペルーの南部に広がる大きな盆地ナスカに点在する地上絵は誰しもが知っている。長さが50mもあるハチドリや285mのペリカンかサギを描いたと思われる絵画。だが、これをどんな理由で描いたのかとなると、目下
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コラム 樹海
在日米軍の再編で日米政府が最終合意したのは喜ばしい。勿論、沖縄の普天問飛行場の移転や山口県岩国市などの問題はこれから政府との話し合いで解決されるが、大局的に見れば―大きな前進と見ていい。沖縄では海兵
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コラム 樹海
グァタパラ移住地でシャンパニャが昨年頃から実をつけ始めたという。皮の加工用みかんである。実がとれた時点で、加工(砂糖漬け)法の普及活動が始まった。移住地名産が、また一つ増えるかもしれない▼毎週末、ア
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コラム 樹海
日系の友人が最近、カンピーナス市のボッシュ社に就職した。ドイツ進出企業で、世界の電動工具の技術革新をリードしてきたパイオニア的存在だ。彼女の第一声は「みんなドイツ語しゃべるのよ」だった。工場の現場も
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ボリビアのサンファン日ボ協会の会報『ABJ通信』(月刊)が四月号で、高齢者読者にも同会報を配布する、と通知をしていた。高齢者を大切にしよう、の措置のようだ。さきの総会でいったんは「八十歳以上で後継者
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日本海に浮かぶ竹島は男島・女島と岩礁からなる小さな島である。面積は0・23Kmしかなく東京の日比谷公園ほどしかない。人間が暮らすのは難しいけれども、海には魚が多く、漁師らにとっては宝の海。この竹島の
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絶対的だと信じられた「説」に異説が出てくるのは面白い。石油は、大昔の動物や植物が堆積して生成された、というのは、覆らない説だと思われてきた。これを石油の有機起源説という。対して、十九世紀に発表された
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「涙なくして聞けない話ですよ」。ブラジル人との交通事故で愛娘を亡くした日本人女性に、先ごろ、静岡県で面会した二宮正人弁護士はそう話した。事故を起こした日系女性はブラジルに逃亡。「このままほっておいて