樹海
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コラム 樹海
グァララペス文協の日本語学校で、二年間、日本語や日本の作法を教えていた藤井直子・日系社会青年ボランティア(25)が、このほど豊橋市に帰った。同市の教育長が、待ち構えていたかのように、市内に八百人近い
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コラム 樹海
県連の第二十四回「移民のふるさと巡り」に同行してノロエステ沿線を回った。過去最多の百二十三人という参加者の多くが、この地に何らかのゆかりがある人で、改めてここが「移民のふるさと」であることを実感した
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コラム 樹海
北米サンフランシスコの日系社会に日本語を話す中高年対象の放談会があるそうだ。最近の集会の参加費が二ドルだった。茶菓代である。大まかにいって五レアルだ。意外に安いと思った。というのは、相当以前から、ブ
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コラム 樹海
「我ながら心憎くも肉つきぬまたも病の来ずやねたみて」は作家の岡本かの子の一句だが、あの女性も中年からの肥満には頭を痛めたらしい。漫画の岡本一平の妻であり、大阪万博の「太陽の塔」で知られる岡本太郎の母
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コラム 樹海
「あの道楽者が」と云えば非難・批判であり、極道に走る若者や放蕩息子などを指すことが多い。こんな手合いは、狭斜の巷に現(うつつ)を抜かし、遊女と戯れてもさっぱり反省の色はない。親父どのが怒鳴りつけでも
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コラム 樹海
「日本人はデカセギを日本国内での『生活者』とは見ていない、『労働力』だと思っている」――マスコミ論調のなかに、こういう記述を見出して、ちょっと心強く感じた▼そうであってはならない、という理解が一般国
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コラム 樹海
先日セアザに取材でよったおり、今でも日系人の姿が実に多いことに感銘を受けた。コチア、南伯がなくなって以来、ほとんど取材に行かなくなっていた場所だ。八〇年代までは、セアザで働く半分以上が日系人だったと
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コラム 樹海
お年寄りたちのために、何かしてあげられることはないか、といつも心掛けている宮原ジョルジさんが、先日、外国人再登録の「問題」について語った。連邦警察で再登録手続きの現場を見たあとのことである▼お年寄り
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コラム 樹海
パレスチナの評議会(国会)選挙でハマスが単独過半数を獲得した。圧勝である。自爆テロやカミカゼと呼ばれる武力闘争で知られるハマスは、アラビア語で「イスラム抵抗運動」の頭文字を取ったもので「熱狂」の意味
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コラム 樹海
「法律で禁止されていなければ何をしてもいい」「人の心も金で買える」とホリエモン語録は威勢がいい。学生のときに起業しあっという間に「大虚業」に育て上げた手腕と頭の冴え。無一文からの出発だったのにライブ