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樹海

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開発行為と森林火災が先住民保護区を破壊

 8月に入って急増中の法定アマゾンなどでの森林火災は、従来は伐採が禁じられていた所でも起きている▼一例はアマゾナス州南部のテニャリン族の部落だ。国立再生可能天然資源・環境院(Ibama)やシコ・メンデス研究所(ICMBio)と連絡を取り、保護区全域を監視していたのに、23日夜、部落は全焼。煙の向こうに火の手が残る光景を前に、酋長 ...

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アマゾン火災騒動への違和感を読み解く

 アマゾンが国際世論やネット上でも燃えている――熱帯雨林伐採も森林火災も放置してはいけない。きちんとコントロールしなければいけない。その部分は、はっきりと言いたい。  その上で、先週からのアマゾンに対する国際世論を含めたボルソナロ政権への批判に奇妙な部分があることを指摘したい。この問題に関して、現政権の肩を持つつもりはない。だが ...

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英語力が問われない駐米大使などありえるのか?

 「ブラジル政界をにぎわす問題」というのは、ここ数カ月というもの、様々な方向で激化の様相を見せているが、こと、「国際的に見ていかがなものか」と思わせる問題が二つ。ひとつは、世界の政界の国際的な流れを完全無視し、顰蹙を買いながら押し進めるアマゾンの森林伐採。そしてもうひとつが、ボルソナロ大統領三男エドゥアルド氏の駐米大使の指名問題 ...

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遠くが見える視点が欲しい

 小学1年生の国語の教科書に、「みえる みえる」という話がある。熊の兄弟が小高い丘の上のブランコで遊ぶ話で、弟は、丘のふもとの我が家でお母さんがおやつの準備をしているのを見た。だが、兄は、先方にある丘の向こうの海や船が見えたという▼この話は、お母さんが「おやつですよ」と呼び、兄弟揃って丘を下りるという描写で終る。だが、兄弟熊が見 ...

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経済発展の原動力描く「移民のブラジル」

 米国の衛星放送及びケーブルテレビの番組供給会社「ヒストリー(History、歴史)」は、ブラジル独自に新シリーズ「Brasil de Imigrantes(移民のブラジル)」を製作し、8月6日夜にサンパウロ市のユダヤ文化センター(UNIBES)で主要登場人物を集めた記念イベントを行った。  同企画には50社の候補が挙げられ、最 ...

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そして「彼」までも去って行った

 「ついに『彼』までも離れてしまったか」。これが13日に、アレッシャンドレ・フロッタ下議が、所属の社会自由党(PSL)から追放処分を受けた際にコラム子が思ったことだ。そして同時にこうも思った。「ボルソナロ信者から離れるる人で一番やっかいなタイプはこういう人なんじゃないか」と▼別にフロッタ氏がPSLから追放されることで、ボルソナロ ...

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今日は喜んでも明日は泣く?

 13日付エスタード紙に、「今日喜んでいる農業生産者は、明日泣く事になる」という題の記事が出た▼ブラジル農牧業連合元会長で、元農務大臣のカチア・アブレウ上議の言葉だ。下議時代のアブレウ氏は農地開発を積極支援し、環境保護には反対の立場だった。故に、農牧業や鉱業発展のためにアマゾンや先住民保護区の開発を容認するボルソナロ政権の政策に ...

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大統領選に立候補?〝中国愛〟を告白したドリア

 10日(土)付エスタード紙は実に興味深い紙面になっていた。論説がのるA2面のトップ寄稿に、ジョアン・ドリアサンパウロ州知事が思いっきり〝中国愛〟をぶちまけていたからだ。  いわく《1万6千キロの距離、11時間の時差。サンパウロと北京の間にあるこの地理的障壁を越えて、今週、サンパウロ州政府にとって最も重要な使節団交流が行われた。 ...

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改めて痛いカンポス不在の5年

 来週の木曜、13日でエドゥアルド・カンポス氏が飛行機事故でこの世を去って5年となる。そして、ブラジル政界での彼の不在の痛さを改めて痛感せざるを得ない日々が続いている▼それ以降に起きたことがあまりに激動の連続だったために、もう今となってはかなり古いことのようにも思われるので、改めてカンポス氏のことを振り返っておこう。カンポス氏は ...

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父と子の絆を描くメッセージ

 父の日(8月第2日曜日)が近づいている。ブラジルでは、6月の恋人の日と10月の子供の日の間を埋めるため、8月に決めたと聞いた事がある。理由はともあれ、父親への敬意や感謝を覚え、示す日は、大切にして欲しい。そういう意味で、この時期にSNSでよく流れる、息子が父親をレストランに連れて行く、次のような話を思い出す▼高齢で脳血管障害の ...

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