樹海
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コラム 樹海
三年前本紙に連載された山里アウグストさんの小説『七人の出稼ぎ』が単行本になり、さきごろ出版記念会が行われた。コロニアの文学愛好者、山里さんの両親と同県の沖縄県人、団体関係者ら約二百人が文協ビル貴賓室
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町村信孝外相の元気がいい。世界の国々に駐在する大使ら約120人を東京に呼び「常任理事国入りに尽力されたい」と指示したのは、なんとも格好がいい。そして―。日独とブラジル、インドのG4が、各国の国連大使
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岐阜県多治見市で、警察官の拳銃を奪って逃げた外国人が車(くるま)関連の犯罪に関係していた、と知り、ブラジル人の可能性があると思っていた。案の定だった。車の窃盗、解体、売り払いは、ブラジル人の〃御家芸
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晩ご飯は「ご飯一杯に焼き芋一本。それに焼き魚一切れ」になるそうだから、肥満国家の日本も哀れな暮らしに逆戻りしかねない。無粋でなる農林水産省が、こんな厳しい献立を発表しグルメ国民に警告を発したそうであ
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四月二十九日の「みどりの日」を「昭和の日」にする改正祝日法案が参院本会議で可決され2007年から実施されることになった。もともと今の「みどりの日」は昭和天皇の誕生日であった。1989年に昭和天皇が亡
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日本語センターが来月『就職のための日本語会話』を刊行するという。デカセギ向けの教材である。センター運営に企業経営感覚を持ち込んだと評される谷広海理事長の、就任以来、目論んできた仕事の一つだ▼センター
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高橋君という若手の建築家が「こんな文協ビルはいかが」という建築プランを卒論のテーマにし模型まで製作し提案しているの記事が社会面の記事にあった。大変に面白い考え方であり周辺の土地買収を含め体育館の建設
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百歳を迎えても寝たきりでは意味がない。まわりもたいへんだ。健康でなお人の役に立ってこそ、「百歳、おめでとう、すごい!」だ。ロンドリーナの百歳、金須ちどりさんを紹介しよう▼息子六人、娘八人を育てた。十
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20世紀は戦争の時代とされるが、確かに2回の世界大戦を始めスペイン内戦や日中戦争など多くの戦いが繰り広げられた事実は否定しえない。なかでも第二次大戦の悪夢はユダヤ人のホロコーストに象徴されるように人
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五月五日は「子どもの日」であり、子どもらの人格を重んじ、その幸福を願う祝日である。本来は「端午の節句」であり男子の健やかな成長を祝う日であった。今はあまり「端午の節句」とは言わないようだが、それでも