樹海

  • 日伯をつなぐ、知られざる名曲の数々(迷曲も)

     「鐘が鳴ります 耕地の鐘が ほのぼの明けた 空に鳴る」―ブラジル熟年クラブ連合会(上野美佐雄会長)の『第43回熟年クラブ芸能祭』が7月28日にサンパウロ市の静岡県人会館で開催され、数十年ぶりに合唱曲

  • ジャーナリズムは事実の奴隷でなければ

     キャリア50年以上のジャーナリスト、アレッシャンドレ・ガルシア氏が、「ジャーナリズムは事実の奴隷でなければならない」と語り、我々の視点や倫理観というフィルターを避ける事は不可能だが、自分が信じる事実

  • さくらホームの雪割桜に込められた郷愁

     「有名な観光地カンポスの名所の一つとして、桜祭りの時だけでなく、お客さんが年中訪れて入場料収入を落としてくれ、少しでも老人ホームの運営が楽になるようにしたい」―27日、サンパウロ州カンポス・ド・ジョ

  • 今も続く行方不明者の家族の心痛

     ミナス州ブルマジーニョでの鉱滓ダム決壊事故から6カ月。248人の死亡が確認されたが、22人は今も行方不明。現場では今も遺体捜索活動が続いている▼当事者や周囲の人がトラウマに陥る事は、どんな小さな出来

  • ブラジル五輪名選手として殿堂入りした戦後移民

     「東京五輪(1964年)の日本代表に入りたくて練習を積んできたのに、三次予選で岡野功に負けた。本当に悔しかった。それで一端は柔道を諦めて、ブラジルでファゼンデイロ(大農場主)になろうと思って、早稲田

  • 大統領「息子を優遇して何が悪い?」には幻滅

     大統領には、本当にいい加減にしてほしい。まだ下院の社会保障改革案承認の2回目が控えており、いわば詰めの段階だ。本来なら今こそが政権の最重要課題の正念場、一番大事な時だ。それなのに大統領は、開いた口が

  • 小さな注意が大きな差を生む

     このところ、気を重くさせるような話ばかりが続いていたが、サンパウロ州海岸部のサンヴィセンテの町からちょっと嬉しい話が届いた▼主人公は大天使ミカエルのシャラー(同名の人)で、8歳の少年だ。ミカエル君は

  • 『還流する魂(マブイ) 世界のウチナーンチュ120年の物語』を読んで

     ペルーに6年住み、南米を取材して回った経験がある元朝日新聞記者、三山喬(たかし)さんの新著『還流する魂(マブイ) 世界のウチナーンチュ120年の物語』(岩波書店)が手元に届き、パラパラと見ていて次の

  • 護憲革命とPSDB

     サンパウロ州だけの祭日「護憲革命記念日」が明けた10日、サンパウロ市のブルーノ・コーヴァス市長が「私とアエシオ・ネーヴェス下議のどちらが党に残るかは、民主社会党(PSDB)が決める事」と発言した▼こ

  • 日本政府はもっと日本祭りに支援すべきでは

     県連日本祭りの裏方である県連執行部はもちろん、ボランティアとして働いた各県人会の役員や婦人部、青年部、それぞれのブースで働いた皆さんに、今年も心から「お疲れさま!」と言いたい。  本国以外では世界最

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