樹海
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コラム 樹海
先の週末に遅まきながら「戦後移住の50年」に目を通した。横浜港を出航する移民船の「さんとす丸」が表紙を飾り、あの別れのテープが懐かしく右端に両手を高く掲げて見送る埠頭の人々にも胸が熱くなる。196
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北朝鮮という国は解らない国家である。金正日総書記が一人で国を治め気に入らぬ者は収容所にほうり込む。平等であるべきな国民が飢え死のうが、そんな事は問題としない。日朝実務協議における態度も、まったく理解
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南日伯援護協会(ポルトアレグレ)の「援協ニュース」~徒然(つれづれ)~の欄に、長編の自分史をむりやり書かせられた?六十五歳のYさんの随想が掲載されていた。読んでいて笑いがこみあげてきた▼よくあるこ
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小さい頃から踊りが大好きで日本舞踊は舞台で披露するほどの芸を誇り野鳥の研究や盲導犬にも深い関心を抱かれる紀宮さまのご婚約が整ったのは嬉しい。真におめでとうございます。紀宮さまは国内の行事にもご出席
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「歌謡大会の話」をもう一つ▼サンパウロ市から北西の方向にのびていく鉄道の線をソロカバナ、パウリスタ、ノロエステ線と呼ぶ、というのは、新来移民のころ、すぐおぼえた。だから「三線七都市老人クラブ歌合戦
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国連総会の演壇に立ち「銃かオリーブか」と叫び、ノーベル平和賞を手に「パレスチナ独立」の夢を語り続けたアラファト議長が死亡し、カイロで葬儀。遺体はヨルダン川西岸のラマラに埋葬された。あのアラブ民族に
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ブラジル日系文学会の季刊誌『ブラジル日系文学』は、会長が二世になったことにともない、「体制」をポ語化していくようである。部内で議論があったのだろうか、と少し気になった▼というのは、コロニアで発行さ
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イラクには「スンニ派三角地帯」と呼ばれる地域がある。首都バクダットから北方と西方へ約一五〇キロの地点を結んだ三角形の地域でサダム・フセインが栄華を誇った土地である。このためなのか「三角地帯」には今
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パラグァイ国内最大の日本人移住地「ピラポ」。来年四十五周年を迎える。記念事業は多目的ホール(60×40m、総工費四十億グァラニー)の建設だそうだ。移住地は、現代の望ましい生き方ができる環境を、より
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曽我ひとみさん(45)の夫チャールズ・ジェンキンスさん(64)に「禁固30日、不名誉除隊」の有罪判決が下った。言うまでもなく曽我さんは北朝鮮でジェンキンスさんと知り合い結婚した人であり、拉致の被害