樹海
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コラム 樹海
岩手県人会は温かい。会費は、県人会運営にとって大切な収入源には違いないが、これを払えないからといって、あるいは年をとって動けないから、会員であることを辞退する、会報の送付をやめてくれ、などということ
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コラム 樹海
サンパウロ総領事館もなかなかに思い切ったことをやる。叙勲申請は自薦でも受け付けます─のお達しに驚き仰天したのはコロニアだ。花の勲章にふさわしい人物が払底したのかどうか。このところ、春秋の定例叙勲では
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コラム 樹海
水―。人が生きていくうえで必要不可欠なのは水だ。日ごろ水の恩恵を蒙りながらそのありがたみを忘れがちなのではないか。今年は国連が定めた「国際淡水年」というので、各地で水の話題が高まりつつある▼先週、日
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コラム 樹海
日本民族のルーツ探しは難しいものらしい。南洋系もあるし北方説も捨て難い。いや─方々の人種混血だと説く学説が有力なようだ。このせいかどうか。日本は中国や朝鮮あるいは南方と北方などから積極的に文化を導入
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コラム 樹海
あの湾岸戦争を決断しイラク攻撃に踏み切ったのはジョージ・ブッシュ元大統領であり軍の指揮官がコリン・パウエル元統合参謀本部長だった。ジョージ氏は現在の大統領の実父。パウエル氏は国務長官としてイラクへの
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コラム 樹海
米国が十九日深夜(ブラジル時間)イラクと開戦した。第二次湾岸戦争である。なぜ、攻撃を始めたのだろう。既報のように、イラクは大量破壊兵器を廃棄することを国連で約束したにもかかわらず守らない、テロを支援
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コラム 樹海
米のイラク攻撃が秒読みの段階に入った。恐らく、読者がコラムを目にしているときには開戦しているかもしれない。武力行使を回避する手立てはサダム・フセイン大統領と家族の亡命が残された唯一の道なのに─イラク
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コラム 樹海
「ぶんきょう丸」の出航が間近かとなった。あとひと月待たずして注目の船長も決まり、大海に船出する。文協(ブラジル日本文化協会)の改革委員会が新評議員一五〇人と補欠五〇人を推薦した。顔ぶれは妥当なところ
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コラム 樹海
政府開発援助(ODA)と言うと我々には遠い存在に聞こえるが、身近にもいっぱいある。総領事館などが福祉法人などに行う無償資金の提供もODAの一つ。日本はこの分野で長く世界一の資金援助を誇ったし途上国の
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コラム 樹海
アメリカの料理は手荒く大雑把で不味いのが定評らしい。あの国は移民で成り立っているので家庭での食べ物はお国ぶりがあり色も香りも味も多彩に違いないと想う。ところがどうもあのでっかいハンバーグにばくりとか