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樹海

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「正義主張」で民主主義が脅かされる皮肉

ラヴァ・ジャット班のデウタン・ダラグノル検察官(Jose Cruz Agencia Brasil)

 14日に出た判決を巡って、現在、最高裁が批判の矢面に立たされている。それは同裁が、「ラヴァ・ジャット(LJ)作戦のような大型汚職犯罪の場合でも、選挙に使われた隠し口座の裁判は選挙裁判所で行なう」との投票結果を下したからだ。これを「国を揺るがした大型汚職事件に対しての妨害行為だ」と、ラヴァ・ジャット管轄のパラナ州連邦警察は煽り、 ...

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州立校での銃乱射事件から1週間を経て

 サンパウロ大都市圏スザノ市で起きた州立校銃乱射事件から1週間が経ち、20日には初七日のミサも行われた▼17歳と25歳の元在校生が、彼らも含めて10人の死者と11人の負傷者を出した事件だ。その後は、葬儀の様子や授業再開に向けた準備などの報道と共に、約1年半かけた準備段階に関与した別の元在校生が校内での銃乱射計画を匂わせる発言をし ...

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《記者コラム》ブレグジット/トランプ/ボルソナロに裏の繋がり?

「ボウソナロの精神的指導者」オラヴィオ・デ・カルヴァーリョ(Olavo de Carvalho, From Wikimedia Commons)

 ボルソナロ大統領誕生の裏の立役者に、「ボルソナロのグル(精神的指導者)」オラーヴォ・デ・カルヴァーリョ(Olavo de Carvalho)と、トランプ大統領の懐刀で元ホワイトハウス首席戦略官スティーブ・バノンがいるらしい。  オラーヴォはカンピーナス市生まれの71歳、米国ヴァージニア州リッチモンド市在住のブラジル人。USP教 ...

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「マリエーレ事件の謎と奇遇」の今後の展開は?

生前のマリエーレ氏(Guilherme Cunha/Alerj)

 12日、事件発生1年を直前にしたタイミングで、リオ市会議員マリエーレ・フランコ氏の殺害実行犯が逮捕された。だが、「これで解決」ではなく、むしろ、これからの展開が注目だ▼思えば殺人事件に関して、マリエーレ氏殺害後のブラジル内での反応ほど奇妙なものを見たことは、コラム子の人生でも他に記憶にない。「ファヴェーラ出身の、同性愛者の黒人 ...

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県人会は一世と共に滅びるべきなのか?

県別のブラジル移民数

 47都道府県人会はいつまで揃っているのか――ブラジル日本都道府県人会連合会の役員会の呼びかけで2月23日に行われた「京都会の昼食会」を取材しながら、そう考え込んだ。  その時、鹿児島県人会の上園モニカみちえ会長は「ブラジルは世界で唯一47都道府県すべての会が揃っている。ハワイや北米も県人会はたくさんあるが、全部揃っているのはこ ...

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カーニバルで踏んだり蹴ったりのボルソナロ

デスフィーレの優勝を喜ぶマンゲイラ(Tania Rego/Agencia Brasil)

 ブラジルにおけるカーニバルのデスフィーレ(パレード)は、伝統的に社会風刺の場でもある▼これはカーニバルというものの成り立ち上、どうしてもそうなってしまうものだ。元々、カーニバルは黒人起源の祭り。社会的弱者でもある、彼らの見方が優先されるのは自然な流れだ。また一方、デスフィーレを見る側にしてみても、日常の憂さを晴らすような痛快な ...

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惨事や人ごみを悪用する輩達

サルバドールのアラスタンをリードした歌手の一人、レオ・サンターナ(中央)(7日付G1サイトの記事の一部)

 サンパウロ市やリオ市でのスペシャルグループのサンバパレードは終わっても、ブロッコと呼ばれる集団による路上でのパレードはまだまだ続く▼「灰の水曜日」の6日にサルバドールで「アラスタン」と聞いた時、一瞬、根こそぎ強盗発生かと思ってしまったのは、ブロッコに参加した人達が軒並み携帯電話などを盗まれたとの報道に触れていたせいだ。実際には ...

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「リオのカーニバル」のパレードの歴史はどのくらい?

リオのデスフィーレ(Tania Rego/Agenica Brasil)

 もう、今日が終わりそうなあたりからサンパウロ市、そして全国が注目のリオで3日の23時30分からカーニバルのデスフィーレ(パレード)がはじまる。ブラジル民にとっては、それに興味があろうとなかろうと、もはや無意識のうちに刷り込まれた日常、とでもいうべき、不可欠な存在でもある▼エスコーラ・デ・サンバが優勝を競い合うこのデスフィーレだ ...

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歌と人生、世代交代

 21日付ジョルナル・ニッパク(弊紙ポルトガル語版)に、16~17日に開かれた第25回サンパウロ州選抜カラオケ大会(通称パウリスタン)の記事が掲載された。4頁は弊紙記者の記事で開会式などが中心、12頁は外部からの特別寄稿で、2日目のグランプリなどが中心になっている▼記者やテーマが違うと筆の運び方も違うと思いながら読む中、グランプ ...

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元隠れキリシタンが作った保和会の役割

2016年12月にペレと結婚した青木シベレ・マルシアさんの記事(ヴェージャ誌サイト2016年7月10日付)

 「保和会がもうなくなるかもしれない」―そんな噂を聞いて愕然とし、関係者を急いで探した。  保和会といえば、福岡県三井郡大刀洗町今村出身者で、元隠れキリシタンの青木家、平田家らが中心になって作った親睦会だ。1960~70年代には、平田ジョン進連邦下議の選挙応援で大活躍した。平田進の両親の出身地が今村だからだ。本田保神父の「保」と ...

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