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樹海

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「極右」を通り越して「王朝の権力争い」

カルロス氏(左)(Fabio Rodrigues Pozzebom/Agência Brasil)

 1月中旬からのボルソナロ政権のつまづきがお粗末だ。それを引き起こしたのはボルソナロ大統領自身ではない。それを起こしたのはまぎれもなく、彼の息子たちだ▼つまづきの発端となったのは長男フラヴィオ上院議員の、リオ州議員時代の幽霊職員の不正雇用疑惑で、昨年末にさかのぼる。疑問に満足に答えることなく、ふがいない姿を露にした。疑惑の捜査に ...

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インディオから学び共生する戦後移民、山木源吉

山木源吉さん

 「インディオは猿を食べる。どうやって食べるかといえば、そのまま焚火にくべて丸焼きにするんだ。最初、毛が焼ける臭いがして、腹がプクーッて膨らんで、ポンって弾ける。そのうち頭が焼けてきて、歯をむき出したような顔になるんだ。正直って食べる気しないけど、皆と一緒に食べたよ、もちろん。他に食べるものないんだから」――インディオに憧れて移 ...

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問題発言ならブラジルの大臣も負けてない

サレス環境相(Tomaz Silva/Agência Brasil)

 日本では現在、桜田義孝五輪相の発言が物議を醸している。女子水泳の池江璃花子選手が白血病を患っていると診断されたことに対して「ガッカリだ」「1人リードする選手がいると、みんなつられて全体が盛り上がるので、その盛り上がりが若干、下火にならないか心配している」など、池江選手の体調より五輪を優先したと解釈される発言を行なったためだ▼こ ...

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サンフランシスコ川に鉱毒が流れ込んだら悪夢…

ブルマジーニョの鉱滓ダムから出た有毒汚泥は、パラオペバ川に流れ込み、下流のサンフランシスコ川に向かって下降している

 人生における「幸運の総量」は決まっているのか?――3年前のマリアナの鉱滓ダム決壊で生き延びた人が、今回のブルマジーニョでは行方不明になったとの報道に接し、そんなことを考えさせられた。2月3日付ヴェージャ誌サイトによれば、溶接工エリジオ・ジアスさん(32)はヴァーレの下請け会社社員で、2015年にはマリアナ鉱滓ダムの現場で働いて ...

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ネイマールはこのままでいいのか?

ネイマール(Gustavo Gomes/Agencia Brasil)

 昨年のW杯でいまひとつ活躍できず、むしろ髪型や大げさな転倒などをからかわれたネイマール。それ以降、イメージのよくない彼だが、今週、「果たして彼に、自覚はあるのか?」と首をかしげずにはおれない行動をとった▼それは4日夜にパリで行なわれた彼の誕生会だった。27回目の誕生日を祝うこの会には、総勢500人が参加。そこにはエムバペやカバ ...

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アユタヤ日本人町の二の舞を演じるな=サンパウロ新聞廃刊について思うこと

サンパウロ新聞通常号の最後の紙面

 昨年末をもってサンパウロ新聞(以下、サ紙)が廃刊した。あちこちから「それについて書かないのか」とせっつかれる。他人ごとではないだけに非常に気が重いテーマだ。まず思い浮かぶのは「お疲れさま。お互いよくここまで持った」という感慨だ。110周年まで日刊2紙が生き残ったこと自体、移民史上の奇跡ではないかと思う。  邦字紙が廃刊するのは ...

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なんとか体裁の整ったコパ・アメリカ

コパ・アメリカ抽選の模様(Lucas Figueiredo/CBF)

 現在、アラブ首長国連邦で開催されているサッカーのAFCアジア・カップ。今回のトーナメントで日本代表は大活躍し、今日1日ブラジリア時間の正午にカタールと優勝をかけて決勝を戦うが、これは南米サッカー界にとっても思わぬうれしい結果となった▼なぜなら、6月に行なわれる、サッカー南米一を争う「コパ・アメリカ」で、今年のゲスト参加の2国が ...

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「俺達の川は死んだ」―先住民の悲痛な叫び

鉱滓が流れ込んだパラオペバ川(Vinicius Mendonça/Ibama)

 25日に起きたミナス州ブルマジーニョの鉱滓ダム決壊の知らせは、世界中を駆け巡った▼土煙を上げながら流れる大量の汚泥が、人間や動物、建物などを容赦なくなぎ倒し、飲み込んでいく映像に、3年前のマリアーナでの事故を思い出した人も多いはずだ。だが、ブラジル国内紙やサイトで「俺達の川は死んだ」と嘆く先住民や、家族や友人を亡くしたり、血眼 ...

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樹海拡大版=マドゥーロ独裁政権の裏幕は軍幹部とキューバか

暫定大統領への就任宣言をするグアイド国民議会議長(foto AsambleaVE、Caracas 23-01-2019)

親米勢力VS反米勢力  「一つの国に二人の大統領」――ベネズエラは異常事態に陥っている。  しかも、『グアイド暫定大統領側』(国民議会議長)には米国を盟主とする汎米諸国(ブラジルなどリマグループ)や英仏独などのEU主要諸国、『マドゥーロ大統領』の側にはロシア、中国、キューバ、メキシコ、トルコという独裁政権的、もしくは左派などの反 ...

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早くもやってきた大きな失望

ボウソナロ氏とフラヴィオ氏(Wilson Dias/Agência Brasil)

 18日付の本コラムでコラム子は、「ツイテる状況はいつまで続く」と題して、大統領就任以降、風向きが良かったボルソナロ政権について書いた。それと同時に、「この状況が続かなくなる可能性」についても述べた。だが、コラム子の読みでは、「悪いことがおきるとすれば、2月1日に連邦議会がはじまって後のことだろう」と思っていた▼すると「よからぬ ...

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