樹海
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同じ「神のヨハネ」でも…
最近の新聞紙上を騒がせている事の一つに、世界的な心霊治療家ジョアン・デ・デウスによる性犯罪の告発がある▼ゴイアス州検察局へのメールや電話は6カ国から500件以上。18日の家宅捜索では、同氏の自宅から
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独断と偏見で選んだ「110周年最大の遺産」
なんと早い1年だったか――予想はしていたが、まさに「アッという間」だった。5月にはトラックストという未曽有の大混乱があり、日本進出企業や日系地場企業も大打撃を受けた。それ以降、6月にサッカーW杯ロシ
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ボウソミニオンはどこまでついて行く?
ジャイール・ボルソナロ次期大統領が就任するまであと3週間を切る段階になった。閣僚の組閣も「第1弾」と呼ばれる中核的人物たちもすでに指名済の状態となっている▼「この政権がどういう政治を行なうか」に関し
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今から来年が待ち遠しい1日
9日、サンパウロ市東部の日本人会館で、橘和音楽教室による「第13回友好の1日」が開かれた。昨年から12月第2日曜開催となった行事は、バンドで歌う人とキーボードの生徒の演奏、コーラスと盛り沢山。普段は
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リベルダーデの名の由来と人骨発見の関係
先週、「リベルダーデ区の建設現場から帝政時代の奴隷の人骨が発見された」とグローボTV局をはじめ、伯字メディアが盛んに報じた。ガルボン・ブエノ街の建物を取り崩し、商業ビルを建築するために地下を掘ってい
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「マイノリティはついて来い」の限界
12月2日、サッカーの全国選手権で優勝したパルメイラスの最終戦で、現在のブラジルを象徴する出来事が起こった。この日は同チームのファンを公言するジャイール・ボルソナロ次期大統領がチームの経営陣に招待さ
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自国第一主義は結局ソン?
1日に、G20首脳会議の首脳宣言で「保護主義と戦う」の文言が初めて削られたと聞き、自国第一主義台頭への危惧感を再び感じた▼自国第一主義台頭への警鐘は、第一次世界大戦終結100周年のマクロン仏大統領の
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東西南北
昨日付本欄で、2日にジャイール・ボルソナロ次期大統領がパルメイラスの今季最終戦を観に行き、チームと共に優勝を祝った話を報じたが、3日はその際に起きたもう一つのことで盛り上がっている。それは優勝メダル
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エドアルドよ、グローバル時代の演歌をうなれ
「日本で活躍するブラジル人」という言葉は、死語に近いと思っていた。日産のカルロス・ゴーンはブラジル人としては別格的な存在だったが、先日逮捕された。とはいえ、普通の日本の日本人にとっては、「フランス人
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「右派の論客」さえもお手上げのボルソナロ人事
その大統領当選でさえ、全世界に衝撃を与えたジャイール・ボルソナロ氏だが、現在進めている閣僚人事でも、マスコミや国民の予想を上回る、「毎日が衝撃」の人事を展開中だ▼現時点で軍人からの閣僚入りが6人。そ