樹海
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多様性は大学と学生の双方を豊かにする
27日朝、ポ語の新聞に出ていないニュースや新聞発刊後の動きを確認するためにサイトを見ていたら、サンパウロ州立カンピーナス大学入試委員会が、アマゾナス州サンガブリエル・ダ・カショエイラ市に試験官を派遣
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《ブラジル》NHKのど自慢の決勝大会で優勝した平田ジョエが、日本でプロデビューしなかったワケ
「日本で8万人の中からボクが1位に選ばれたんだ。生涯であれほどうれしいことはなかった。細川たかしから『プロにならないのか?』って聞かれたんだよ」――平田ジョエさん(51、三世)はまるで昨日のことのよ
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チッチに「遊び采配」のすすめ
ベスト8止まりで終わったサッカーのW杯ロシア大会の後、セレソンは現状で6連勝を続けている。数字だけで見ればいい結果を残しているように見えるが、コラム子はこの試合内容があまり好きではない▼なぜか。それ
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「明日でいいや」は通らない
日曜朝、パンを買いに出たら、隣人が「Sさんが昨日亡くなった」と教えてくれた。1時から埋葬と言うので、帰りに墓地の住所を聞き、葬儀に駆けつけた。Sさんは以前参加していた会館の会員でもあったため、葬儀に
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《ブラジル》あの三宅ローザの生涯が凝縮された一冊
「Isto é uma vergonha」(それは恥だ)という決まり文句でニュースを締めくくることで有名な、強面の司会者ボリス・カゾイ(77)をご存じだろうか。 PT政権時代の2005年12月、メ
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大学への司法介入とメディアへの検閲問題
10月31日と今月8日に、表現の自由や言論の自由、知る権利や知らせる義務に関する判決が出た▼10月のは、統一選の決戦投票前に大学内で起きた、思想的に偏ったと見られる活動への司法介入後、大学運営への司
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「隠れ移民大国」日本は、キチンとした移住政策をとるべき
『文藝春秋』11月号には《安部政権最大の失政/亡国の「移民政策」》という刺激的な特集が40ページも組まれている。これを読んで驚いたが、実は日本は「隠れ移民大国」だった。 《現在、日本で暮らす外国人
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極右を「正義」にしてしまった二人の張本人
「ブラジルの“極右”観が他の国と比べてきわめて特殊だ」ということを、コラム子は2日付の当コラムで書いた。そのときは「極右に対しての危機感の欠如」を指摘したが今度は、極右を「正義」だとさえ思っている人
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言葉を発する前のためらいや熟慮は?
NHKの番組で先日、中高年の男性が「オヤジギャグ」を言うのは、50代をピークに「連合記憶」が活性化する一方で前頭葉の働きが落ち、節制が利かなくなるからと語っていた▼言語学をかじっただけに、「連合記憶
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ホーロー鍋からピラルクーへ、頼もしい60歳
ビニールハウスのような養殖場に入ると、一瞬息が詰まるぐらいムッとし、眼鏡とカメラのレンズが曇った。きけば内部温度は37度以上に保たれているという。 ここは江尻龍之介さん(60、愛知県)が経営するピ