樹海

  • ホンダが開発した二足歩行ロボット「アシモ」(By Morio [CC BY-SA 3.0, from Wikimedia Commons])

    腰痛予防はロボットに学べ?!

     「ズキッ!」――不気味な怪音が腰の内側から響いた。朝起きて洗面台で顔を洗っている時だ。そばにいた家内が「キャー、何、今の音」と叫ぶ声を聞きながら、気が遠くなるような感じでその場に座り込んだ。「ギック

  • 17年2月、ルーラ氏と会談した際のシロ氏(Ricardo Stuckert/Instituto Lula)

    PTはシロと手が組めるか?

     混戦と言われ、「誰が勝つかわからない」と言われている今年の大統領選だが、ここに来て、大きく動きつつあるとコラム子は見ている。有権者の動向でこそないが、少なくとも政界関係者の流れはシロ・ゴメス氏(民主

  • 歌い易さは思いやりの表れ

     今年も5月第一日曜日に、サンパウロ市の静岡県人会館で橘和音楽祭が行われた。橘和オズワルド・保江夫妻とその子供達や配偶者、孫まで参加するバンドの生演奏やカラオケでの歌、シンセサイザーの演奏、コーラスを

  • 土地ナシ労働者運動(MTST)のデモ行進の様子(Foto: Tania Rego/Agencia Brasil)

    理想的過ぎる憲法と予告された悲劇

     「Tragedia anunciada(予告された悲劇)」――1日未明におきたサンパウロ市セントロ(旧市街)の火災でビルが崩壊する映像を見ながら、そう痛感した。昨年1月に消防署がそのビルに検査に入り

  • ドリア氏(Marcos Corrêa/PR)

    サンパウロ州知事選に響きかねないドリアの失言

     1日のサンパウロ市セントロの、不法占拠者が住み着いた24階建てのビルの火災による倒壊はブラジル全土を驚かす大ニュースとなった。そのタイミングで、10月のサンパウロ州知事選に臨むジョアン・ドリア前サン

  • 昼になっても延焼が続く崩落現場で消火作業をする消防士たち(Foto Rovena Rosa/Agencia Brasil)

    あと30秒あったら助かっていたのに

     1日未明、サンパウロ市中央部で起きた24階建てビルの火災は、あっという間に世界中に知れ渡った▼米国NYでの9・11テロを思い出させる衝撃的なビル崩壊映像に加え、今回の火災では、隣のビルに駆け上った消

  • 昨年9月にパロッシ元財相が「血の契り」を証言している様子(Reproducao)

    血の契り

     「血の契り(Pacto de Sangue)」――この言葉は、今年後半を騒がすキーワードになりそうだ。  「パロッシ元財相の司法取引証言がパラナ連邦警察に承認された」と4月26日にオ・グローボ紙で報

  • シロ・ノゲイラPP党首(Partido Progressista PI)

    ラヴァ・ジャットは政界を浄化しているのか?

     ここ数年、ブラジル政界を語るのに欠かせない話題と言えばラヴァ・ジャット作戦だ。ブラジルのみならず全世界規模で見て最大級の汚職捜査。「このラヴァ・ジャットの存在が政界の未来を明るくしてくれる」。そう信

  • それぞれの言い分と曲げてはならないもの

     ルーラ元大統領の逮捕命令が出たのは5日。サントアンドレの金属労組にこもり、支持者という人垣に守られて「連警が迎えに来るのを待つ」という6日の報道に「往生際が悪い」と呟いたら、「それは捕まって欲しい側

  • イメージ写真(フリー写真素材【写真AC】)

    ブラジルとワーキングホリデー協定の締結を

     本紙14日付《若手・中堅弁護士が見た=日伯またぐ法律事務の現場=第3回=知られざる「日系三世ビザ問題」》は、非常に重要な問題提起だ。  今まで三世はみな日本に行けるものだとばかり思っていたが、在サン

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