ここ数日、頻繁にリオ市西部マクンバ海岸の名前が出てくる▼9日は、15年前設けられた海岸沿いの道路が高波などで損傷を受け、自転車専用レーンが崩れたと報じられた。自転車専用レーン崩壊は9月以降、3カ所目だ。道路の損傷は日を追って激しくなり、問題の道路の一部は、車の通行も禁じられた。18日付のエスタード紙によると、ここ1カ月間の道路 ...
続きを読む »樹海
ブラジル人の5人に1人は肥満
TVのニュースで、ブラジル人の半数以上は適正体重を超え、2割は肥満である事と、肥満だと癌や脳血管障害(AVC)なども起こり易くなる事を話していた。8、9、10月と3カ月続けて癌やAVCによる知人の死を経験した後だけに、この話は耳に残った▼ブラジルの成人の2割が肥満との話は、保健省が昨年行い、4月に発表した電話アンケートの結果と ...
続きを読む »10月はピンクリボン運動の月
2日午後、日本の知人が、コラム子のフェイスブック上の友人に誤って友人申請を送ったら、ポルトガル語で返信してきたから、日本語と英語しかわからないと連絡したが、やっぱりポルトガル語の文書が来た、何とかできないか、と相談してきた▼知人には「週末に会うからその時伝える」と答えたが、知人だけに送った文書とは思えず。念のため、送ってきた時 ...
続きを読む »《ブラジル》たくさんの裏方に支えられる福祉団体
「お誕生日なんか、今まで祝った覚えがないわ。こんな準備しているなんて全然知らなかった」。59年間も救済会を支えてきた「生き字引」吉安園子さん(89、二世)は、28日晩にサンパウロ市内ホテルで行われたスルプレーザ(サプライズ)誕生日会で130人から突然祝われ、とまどいながらそう語った。 救済会が1958年(移民5 ...
続きを読む »この世は予期せぬ事ばかり
最近は世の中がとみに慌しい。北朝鮮と米国の攻防、日本での解散、総選挙、ブラジルでのラヴァ・ジャット作戦や延長線上のJBSショックなど、数え出したらきりがない▼コラム子は大学卒業後に就職した会社で、営業本部経理課、新支店の総務課経理担当、ビジネスコンピューター部販売促進課の3部門を経験。総務課時代は皆が使う品を常備する方法を考え ...
続きを読む »110周年だからこそ「コロニアの和」を
どうも来年の移民110周年を巡って、パラナ州とサンパウロ州で足並みがそろっていない。 22日付本紙7面に報道されたように、パラナ州が記念式典をサンパウロ州と同じ来年7月21日(土)に設定したからだ。日本から皇族や政府関係者に来てもらうようお願いする大事な時期なのに、「日系社会が内輪もめをしている」と敬遠されるのではと心配にな ...
続きを読む »国や言葉は違っても―繰り返す移民の歴史
仕事を終え、帰宅したら、独身時代に家族と共に入った最初の植民地の知人を訪問してきた主人が、その様子を話してくれた▼80代半ばで松葉杖を手放せないという知人は、日本では農業をやっていたが、戦争中はやっととれた作物も軍に供するよう強要されてひもじい思いをした事や、それ故に移住を考えた事などを話してくれたという。「足が悪くて外出もま ...
続きを読む »ブラジルらしい短歌〈一命を賭して巨悪にたちむかう若き判事は国の光明〉
「今大会では、いかにもブラジルらしい歌にたくさん出会えて、とても幸せな一日でした」――司会の多田邦治さんはにこやかに、そう全伯短歌大会を締めくくった。 中でも高点歌2位の〈一命を賭して巨悪にたちむかう若き判事は国の光明〉(山元治彦)は、今の時世を見事に詠みこんでおり、思わず喝采を送りたくなる。ブラジルでしか詠めない歌だ。 ...
続きを読む »ゴイアス州での放射能汚染事件から30年
ゴイアス州ゴイアニアで1987年9月13日、広島や長崎の原爆にも使われたセシウム137による放射線汚染を招く事件が起きた▼廃品業者が、既に使われなくなっていた放射線研究所からセシウム入りカプセルを詰めた鉛と金属の容器を持ち出したのだ。この容器は18日に古鉄屋が買い取り、解体。23日は「石が夜も光を放つぞ」と聞いた古鉄屋の兄弟が ...
続きを読む »《ブラジル改正労働法》「訴訟体質、簡単に変わらない」
「『オレをクビにしてくれ』と言って来た労働者の申し出を断ったら、不服に思ったらしく、組合に入れ智慧をされたのか、いわゆるサボタージュを始めた。わざとかどうかは知らないが、怪我までして何カ月も仕事をしないでINSSをもらいながら居座り続けるケースも。その後も職場内に仲間をふやして雰囲気を悪くし、ストを扇動したりして大変困っている ...
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