樹海

  • 幼児教育の現場にも人種差別の芽?

     ペルナンブコ州の女性公務員が、3歳の息子の教材が人種差別にあたると判断し、7日に同州検察局に訴えた▼その教材は、二つの家族の絵から幸せそうな方を選ぶよう求めている。だが、幸せそうな顔をしている家族は

  • 在日ブラジル人コミュニティを長いこと見てきたアバンセの林隆春社長

    《デカセギ》知られざる在日日系社会の厳しい現実(上)

     「35歳でオバアチャンっていうのが、あちこちにいるんだよ」――日本の大手派遣会社アバンセの林隆春社長が先月末に来社した折り、日本のデカセギ事情を聞いている最中に、そう言われて頭を抱えた。つまり、17

  • ラヴァ・ジャット作戦を指揮するデルタン・ダラニョル連邦検察官(Foto: Luis Macedo/Camara dos Deputados)

    《ブラジル》じわじわと追い詰められるラヴァ・ジャット作戦

     昨年来、ラヴァ・ジャット作戦の対象に首都の政治家が入るようになり、「激震の発信地」がクリチーバとブラジリアの両方になった。最近特にジャノー連邦検察庁長官が「台風の目」としての存在感を強めてきた。その

  • クラコランジアで垣間見る人生劇

     サンパウロ市クラコランジアで5月21日、麻薬密売者や常用者一掃作戦中に新聞記者に近寄り、「社会福祉士か」と尋ねた常用者がいた。麻薬浸けの生活から抜け出すために入院したいと、彼が身分証明書を見せながら

  • 選挙高等裁判所の法廷(Foto: Roberto Jayme/Ascom/TSE)

    《ブラジル》追い詰められたテメル大統領は何をしでかすか―

     「テメルの次は誰か」―が首都の主要な話題になっているようだ。来週火曜日、6月6日に始まる選挙高裁(TSE)のジウマ/テメルのシャッパ審議の判決が「数日以内」に出る可能性がある。今のところテメル本人が

  • 『日本文化』第5巻

    《ブラジル》皇室の理解から移民110周年の準備を始めよう

     皇室の歴史や成り立ち、現在の状況などについて、ポ語で説明した本があっただろうか。二、三、四世ら次世代に伝えるべき日本文化を両語で出版するシリーズ本『日本文化』第5巻は、その皇室をテーマにしている。来

  • 《ブラジル》繰り返される報奨付供述と情報漏洩

     17日夜、グローボ局サイトとニュースが流したJBS社主の報奨付供述は、政・財・司法の各界に波紋を投げかけている▼最も素朴な疑問は、なぜ、最高裁が公開を認める前に供述内容が報じられたかだ。ラヴァ・ジャ

  • バチスタ兄弟が前日に10億ドルを買ったとの報道

    《ブラジル》JBS社主兄弟の司法取引は罪深い「完全犯罪」

     テメル大統領は20日午後3時前、緊急声明で「盗聴者は完全犯罪を行った」との異例の糾弾をした。ここから分かることは「JBSのバチスタ兄弟にはめられた」と大統領が激怒していることだ。ブラジルには「大物役

  • 17日夜7時半に公開されたオ・グローボ紙電子版のスクープ記事

    《ブラジル》政治評論家が口を揃えて「テメルはお終い」

     17日夜7時半、テメル政権に致命的な激震が走った。JBS社主兄弟の司法取引供述に、「ジャブル官邸で今年3月7日、テメル大統領が兄弟に、エドゥアルド・クーニャ元下院議長が司法取引に応じないよう裏金を渡

  • 喉元過ぎれば熱さを忘れると言うけれど

     4月末、肘の痛みで医者に行き、重い物を持って炎症を起こしたのだと言われ、注射と投薬を受けた。だが、痛みが消えたと油断して買い物袋を持ったら、痛みが戻って元の木阿弥。「喉元過ぎて熱さを忘れた」故の失敗

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