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樹海

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なぜイタリア系白人が日本移民一世を演じるのか

右が一世「田中カズオ」役のルイス・メロ、左が長女役のジョバナ。グローボのEgoサイトより

 8月29日からグローボTV局の午後6時台のノベーラ(帯ドラマ)「ソル・ナッセンテ」が始まり、日系二、三世の間でポレミカになっている。イタリア系移民家族と日本移民家族の絆を描く物語で、一世・父親役「田中カズオ」をインディオの血が入ったイタリア系三世俳優ルイス・メロが演じていること等に日系俳優らが疑問を呈している。グローボ的には「 ...

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スザノの富士見観音秘話

スザノ金剛寺にある富士見観音

 「藤川辰雄さんとご住職が地べたに頭を付いて、泣きながら『お願いだ、お願いだ』っていうんだよ。ああなったら断り切れないよ。仕方なく引き受けた」――青葉祭りで家紋の調査をする高橋幸衛さん(67、宮城県)=スザノ在住=は感慨深そうに、そう思い出す。先日の樹海で藤川辰夫さんがアマゾン河で謎の死を遂げた話を書いたら方々から反響があり、藤 ...

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弁護士二人が泣いた日

 ジウマ大統領の弾劾裁判5日目の8月30日、同氏を起訴した3人の1人であるジャナイナ・パスコアル弁護士と、ジウマ氏の弁護役のジョゼ・エドゥアルド・カルドーゾ元法相が泣いた▼ジャナイナ氏は「ブラジルで何が起きているかに気づかせたのは神であり、彼女の孫達の事も考えた故に同氏罷免を求めた」と発言し、本来の目的ではなかったが、ジウマ氏が ...

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PTはすでに2年後に照準?!

頭に血が上ったレナン上院議長。その奥で、薄ら笑いを浮かべているようにも見えるグレイシ上議(Foto: Marcelo Camargo/Agência Brasil)

 「弾劾裁判にはドキュメンタリー映画作家が何人もいて仔細に記録している。どうやらPT系から依頼されて撮影しているよう。2年後の大統領選挙で使うのではないか」―28日昼のCBNニュースで、そんな考察をエポカ誌記者が報告していた▼その見方によれば、PTはすでに今回の地方統一選挙は捨てており、照準を18年に合わせている。PTは弾劾裁判 ...

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なぜブラジル選手の多くは軍隊式敬礼をするのか

軍隊式敬礼の背景を疑問視する米国サイト「ザ・インターセプト」の記事

 「もしボクシングがなければ、俺は生きていなかった。サルバドールには死と暴力が溢れている。俺はかつて暴力的だったし、ケンカっぱやかった。ボクシングがなければ、俺の人生はまったく違っていた。たくさんの人は『ボクシングは暴力的だ』というけど、それは違う。ボクシングを知る前、俺は本当に暴力的だった」。ブラジルのボクシング界に初金メダル ...

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負けた時ほど慰めと励ましを

 リオ五輪でのブラジルは、12種目で金7、銀6、銅6という過去最高の結果を残した。だが、ブラジル五輪委員会は、バレーは頑張ったが、柔道や水泳は期待外れと評価した。五輪委員会は27~8個のメダルを望んでいたから、19個では不満だ▼棒高跳びのチアーゴ・ブラスが金を獲った翌日、あっけなく予選落ちしたファビアナ・ムレルは、チアーゴに国外 ...

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リオ五輪は「再生の時」

サッカー王国復活のけん引役となったネイマール(Foto: Ministério do Esporte)

 どうしてこうドラマチックなのか――ブラジルという国の動きの筋書きのことだ。国技サッカーが初金メダルを獲り〃王国〃復活の兆しを見せた五輪によって、国全体に「再生の時」という雰囲気を醸し出す気がする▼大会前は、無事に終わるのかという不安感と、不必要に莫大な資金を投じたことに強く疑問を感じていた国民が非常に多かった。でも素晴らしいス ...

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「国の春ファベラ育ちの金メダル」

コルコバードの丘のキリスト像が見守るリオの町(Foto: Pedro Kirilos/Riotur)

 《国の春ファベラ育ちの金メダル》―14日にサンパウロ市文協が主催した「全伯俳句大会」では、当日出される席題として「リオ五輪」と「春季一切」が出され、冒頭の様な句を詠んだ鈴木文子さんが1位になった。麻薬密売人がうようよするシダーデ・デ・デウス出身の乱暴者が、柔道との出会いによって「ブラジルの模範」に生まれ変わった。そんなラファエ ...

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眠られぬ夜はもうご免!

 「眠られぬ夜」という言葉に何を思うかは、皆違う。五輪新記録で優勝した棒高跳びのチアーゴは喜びで眠れなかっただろうが、17日未明の現金輸送会社襲撃事件で40分間銃声を聞いた人は恐怖で眠れなくなった▼結婚、遠足、優勝など、喜びや興奮で眠れない時はまだいい。だが、悲しみや恐怖で幾晩も眠れなかった人は「あんな悪夢は2度と見たくない」と ...

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「無縁仏が呼ぶ声が聞こえる」

「『ご苦労様でした』とお祈りする気持ちで掃除をしていました」という村崎さん

 「楽しかったですよ。僕の性分にぴったり合っていた」。20年間、イビラプエラ公園の開拓先没者慰霊碑清掃を欠かさず続けてきた村崎道徳さん(みちのり、85、二世)は、そうすがすがしい顔で言う。「通常は週に2回。日本から来賓が参拝する時などは、週に何度でも、その前に行って奇麗にする」。今年の3月に交代し、比嘉清さんに譲った。管理する県 ...

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