樹海
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もう一つのカーニバル。真打「ウニードス・ダ・ラヴァ・ジャット」登場?
5日早朝、パラナ州都クリチーバの連邦警察拘置所から二人が、近隣の刑務所に移送されるとのニュースが流れた。政治評論家は《つまり、新しく誰かを捕まえるために空きを作った。昨年の例を考えれば、近日中に次の
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ジョアキン・レヴィ氏が世銀財務理事に
経済危機の最中の15年12月17日に事実上の辞意を表明、翌日にはジウマ大統領がバルボーザ企画相を後任に指名するという、異例の退任劇を演じたジョアキン・レヴィ元財務相が世界銀行財務理事に就任した▼同氏
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ブラジルの基本金利は分水嶺を超えたか?
ブラジルと日本は地理的以外にも、国民性を含めて色々な点で両極端な存在であることは、当地在住者なら日々痛感している。経済の面でそれが一番顕著なのは「金利」だ。この1月、日本はマイナス金利を発表して世界
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甘利経済再生相の辞任を礼賛するブラジルメディアの真意は?
有名な経済評論家カルロス・アルベルト・サルネンベルグが28日にCBNラジオ番組中、何度も楽しそうに「日本じゃ、たったの3万4千レアルの賄賂で財政政策の中心にいる大臣が辞職する。これがブラジルじゃあ、
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Kissの火災から3年経って
3年前の1月27日未明、南大河州サンタマリアのナイト・クラブ「Kiss」で火災が発生、最終的に242人の犠牲者が出た▼事故直後は、天井が低く材料も可燃性のものだった、非常口や誘導灯などの不備で出口も
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日本移民150年祭のために、今できること
子供や孫、そのブラジル人配偶者など、読者と一緒に住んでいたり身近にいる者の、日本に対する興味をかきたてるような方法はないものか――そう考えて創刊したのが『日本文化』(サンパウロ青年図書館、35レアル
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ジャパンハウスでAKB48ブラジル版を作ったら?
外務省が腕まくりで進めている「ジャパンハウス」(以下JH)は、日系社会の将来を占う上でも重要な施設だ。外務省と日系社会がうまくかみ合った形に出来るかどうかで、日本移民150周年を盛大に祝えるかどうか
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こんなことでは元の木阿弥
今年に入り、セー広場やジョアン・メンデス広場の電柱に、緑がかった灰色と灰色の袋をはめたゴミ受けが設置された。袋の色で、緑は再生可能な資源ゴミ、灰色はそうではないゴミを入れるのだなと判断したが、それを
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金持ちほど税金を払わないブラジル税制の現実
「富裕層ほど税金が少ない」――という現実を17日付エスタード紙を見て改めて痛感した。最富裕層の3%が総所得の4割近くを握り、貧困層である人口の下半分が13%程度しか得ていないという▼いわくブラジル人
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ブラック・ブロック復活で、大統領罷免が遠のく構図とは
モラエスサンパウロ州保安局長が13日、「モビメント・パッセ・リブレ(「公共交通の無料化運動」の意=MPL)はブラック・ブロック(BB)の覆面に過ぎない」とこめかみを震わせながら怒り心頭の表情で記者会