クリスマス(ナタル)の飾りが随所で目立ち始めた。11月27日のブラック・フライデーを利用して贈り物を買った人も多いようだが、11月29日からは待降節(アドヴェント)も始まった▼待降節はナタル直前を含む4回前の日曜日に始まり、キリスト誕生の場面を象るクリブを飾り、常緑樹で作った飾りに点すローソクを毎週1本ずつ増やしていく教会が多 ...
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ブラジルで13番目の富豪の転落
現役上院議員の初逮捕劇の陰で「ブラジルで13番目の金持ち青年実業家」も逮捕されていた。ヴェージャ誌電子版25日付は、46歳にしてフォーブス誌の世界の億万長者リストでも628位に名を連ね、「90億レアルの資産」を持つアンドレ・エステヴェス氏(投資銀行BTG・Pactual経営者)に「終わった億万長者」との見出しを付けた。同誌によ ...
続きを読む »「アミーゴには全てを与え、敵には法で接す」という伝統
25日のデウシジオ上議逮捕は「現行憲法の施行以来、初めて現職が捕まる」事態であり、首都に激震が走った。連邦議員には「不逮捕特権がある」と言われるが、実は例外条項として「現行犯をのぞく」とある。警察の目前で犯罪行為をするようなお頭では当選しないから、実際「特権」だと思われていた▼ところが今回、最高裁は〃現行犯状態〃との異例の判断 ...
続きを読む »原発を狙う同時多発テロの可能性は?
以前からテロの標的として「原発」が挙げられ、映画やドラマも作られてきた。現在、「イスラム国」最大の標的、仏米はともに最大級の原発依存国だ▼イスラエルを視察したという日本の研究者と数年前、昼食を共にした。彼は現地科学者と交流した際「秘密裏に原爆を持つほど技術力があるのに、なぜ原発を作らないのか?」と尋ねた。答えは「原発は上からの ...
続きを読む »クーニャ議長への批判高まる
スイスにある秘密口座の存在判明で立場悪化のエドゥアルド・クーニャ下院議長(民主運動党・PMDB)が19日、倫理委員会の最中に本会議を開催するなどの自己保身策を講じ、与野党議員から痛烈な批判を浴びた▼倫理委員会はPMDBと労働者党(PT)議員の遅刻などで開始が遅れ、議長罷免に関する報告官の意見書朗読も本会議開始で延期された。PT ...
続きを読む »日伯の日系社会の連携を
サンパウロ市在住の帰伯子弟適応問題の専門家、中川郷子心理科医の講演を聞く機会が最近あり、愕然とした。「日本のブラジル人児童に自閉症気味の子供が増えているように感じる。彼らは公立学校の特殊学級に入れられているが、ある学校では特殊学級の児童14人中、外国人が13人を占めていた」▼在日外国人支援NPOを立ち上げた大手請負会社アバンセ ...
続きを読む »パリ同時多発テロの背景に漂う不安感
パリ同時多発テロでは、過激派組織「イスラム国」が送り込んだ集団は自動小銃や自爆装置で市民約130人を殺したが、その数時間後に仏は戦闘機を出撃させ、「イ国」の軍事施設を大型爆弾20発で応酬した。今も「目には目を」法則が先進諸国中枢でも常識だと実感する。というか、先に被害者になれば「10倍返し」が正当化される気運だ▼この種の事件で ...
続きを読む »正直者が馬鹿を見ぬ社会を
16日早朝、連邦警察がラヴァ・ジャット作戦(LJ)第20弾を敢行した。今回は、ペルナンブコ州のアブレウ・エ・リーマ(AL)製油所建設や米国のパサデナ製油所買収などに関する契約絡みで、ペトロブラス社(PB)国際部元課長ら2人を逮捕、家宅捜索なども行われた▼パサデナ製油所の名前を聞くのは久々だが、検察庁によると、PBには国外に銀行 ...
続きを読む »新たな交流の芽生えに期待
「行くときや帰ってきてすぐは出入りするけど後はサッパリだよ」。ある万年県人会長が嫌味タップリに話していた。県費留学・研修生が県人会活動に参加しないことを非難しているのだが、「彼らが集まるような取り組みをするのが会長の務めでは」と心の中で皮肉ったものだ。しかし、ほとんどの会は同じ状況だろう。制度が打ち切られ、「県人会のメリットは ...
続きを読む »20分間も秋篠宮ご夫妻を待たせたジウマ大統領の非礼
11月6日、ジウマ大統領は、秋篠宮ご夫妻の表敬訪問に遅刻して現れた―と伯字紙等から非礼を非難されている。予定は午前11時だったが、ジウマの遅刻で20分遅れとなり、40分間行われた。エスタード電子版6日付によれば遅刻の理由は、なんと「ルーラとの会議」。常識を疑わざるを得ない▼「日本の使節団から遅刻が批判され、随行員との間に険悪な ...
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