樹海

  • 南米人の〃夢〃大陸横断鉄道

     5月に来伯した中国の李克強首相が大陸横断鉄道構想を提案し、話題を呼んだ。この種の壮大な鉄道構想は古くからの南米人の夢で、1846年にボリビア人技師ジョゼ・パラシオが言い出したとの記録がある。ボ国独立

  • ルーラ氏周辺に立つ煙

     連警の捜査で、カマルゴ・コレア社が2011~13年にルーラ研究所とルーラ氏の関連企業に300万レアルと150万レアルの献金をした事が判明した後、様々な動きが出ている▼その一つは、下院の議会調査委員会

  • 樹海

     ブラジルの本屋の数は全国平均で6万4千人に一軒。そのなかでも20万人に一軒と一番少ないのがパラー州だという(ブラジル書店協会データ)。その州都ベレンで図書見本市(ブックフェア)が開かれると聞き、大き

  • 父はブラジルで、息子は日本で頑張る移民家庭

     三重県鈴鹿市に住む遠藤健二さん(51、二世)はリーマンショック後に解雇されて苦しみ、日ポに加え英西4語の語学力を武器に「ユニオンみえ」の専従職員になり、外国人労働者の権利を守るために奮闘しているとい

  • 建て直しに罰金が科せられたというアドリアーノさんの自宅

    世界に誇るレンソイス国立公園の美景に潜む〃影〃

     見渡す限りの砂丘とそこに浮かぶ青い湖。高台から遠方を臨むと、濃い緑の熱帯林が生い茂る。近年観光地として人気が急上昇しているマラニョン州のレンソイス国立公園では、ブラジルで最も幻想的な光景の一つが見ら

  • レヴィ財務相(Wilson Dias/Agência Brasil)

    上昇するブラジルCDSとレヴィ蔵相のあせり

     レビィ蔵相がばら蒔き支出大削減をするのに対し、大統領の足元である与党PTが大反発―という奇妙な構図になっている▼昨年10月のジウマ再選以来、大きく動いている経済指標がある。ブラジルCDSという金融派

  • 新レジ袋となあなあ主義

     ハダジ市長がサンパウロ市内で使うレジ袋統一を発表したのは今年1月。4月5日からは全市共通の袋の使用が義務付けられ、警告や罰金適用も始まったが、日々目にする光景は90日間の適応期間中の市民への通達や啓

  • ミニャ・カーザ・ミニャ・ビーダ(MCMV)政策で提供された集合住宅(Foto: Shana Reis/GERJ)

    月千円で家が買える夢のような制度

     ジウマ政権の貧困者向けばら蒔き政策(半分、選挙対策とも揶揄されている)の最たるものが、貧困者に最低限の生活費を保証するボウサ・ファミリア(BF)、同層に大衆向け住宅を安価提供するミニャ・カーザ・ミニ

  • 肥満は誰のせい?

     「肥満は本人の責任か否か」は結構、議論が分かれる命題だ。日本人は大半が「本人の責任に決まっている」と考えるだろうが、肥満の多いブラジルでは、それを「不可抗力」と見る人が多いようだ▼バスや電車の優先座

  • ブラジルは女性の天国にあらず

     5月27日にピアウイ州で少女4人が未成年者4人を含む5人組から暴行、強姦後に崖から投げ落とされるという事件が起きた。同12日には、サンパウロ市南部の州立校のトイレで12歳の少女が男子生徒3人から輪姦

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