宮崎県人移民第一号の甲斐長蔵氏だが、着伯は長らく1915年とされてきた。11年にペルー移民として出国し、亜国を経てブラジル入り。その際に旅券紛失などが重なったため、不明確な部分もあったようだ。しかし、『宮崎県南米移住史』著者・徳永哲也氏の調査により、正確には14年と判明。慶祝団として来伯した徳永氏は、「県人入植年が明らかにでき ...
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パウミット不法伐採で危機的状況のジュサラ椰子樹の再生を支援するため、奮闘するVERSTAの小野瀬由一さんらだが、肝心の地元セッテ・バーラス市長らの関心が薄いようだ。その日系市長は「バナナ、ププーニャの方が収穫が早くて経済的」とコメントし、環境を重視する中長期的な見方に理解を示さなかった。それにジュサラ椰子樹は現在、連邦政府で食 ...
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ポルト・アレグレ日本語学校校舎売却を巡って一時期は対立関係にあった文協と南日伯援護協会。最終的には売却しないことで決着をみたが、両団体の関係について現文協会長の谷口浩さんに聞くと「6月には文協会員も手伝って日本語学校で援協主催のバザーを行った。仲良くなったというよりも、もとに戻っただけだよ」と笑って話す。援協で15年理事を務め ...
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大阪ジュニアバンドがなぜ剣玉を披露したのか。その場での説明がなかったので後で調べると、同市此花区では、その形が剣玉に似ていることから剣玉の普及に力を入れているとか。昨年は242人が一斉に「とめけん」(剣の部分に玉を刺す技)を成功させ、ギネス記録の更新まで。同式典でも同バンドが実演して見せ喝采を浴びた。志村ネオくん(10、二世) ...
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レジストロ平和灯ろう流しでは、昨年までは地元州立小中校の成績優秀な生徒が参加していたが、今年は聖南西の日本語学校生徒に代わった。その理由を尋ねると、学力試験の結果、この地域の公立学校の学力が落ちたことが分かり、今年は本業に集中するようにと教育局から指示があり、この行事への参加が中止となったとか。長い目で見れば「平和教育」も生徒 ...
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カンポ・グランデ沖縄県民移住百周年を記念し、今年も同地でソバフェスティバルが開かれた。会場となる中央市場には28店のソバ店がずらりと並び、フォークでソバをすするブラジル人で一杯になる。母県から訪れた慶祝団も中央市場で沖縄ソバを試食。〃沖縄〃ソバとはいえ、出汁は豚ではなく牛ベースとすっかり現地化しており、今やカンポ・グランデの郷 ...
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部長会シンポの案内に訪れた商議所の二人は、今冬のW杯について「恩恵は部会によってかなり差がある。試合に合わせ操業を停止するなど、冷え込んだ業種の方が多いのでは」と漏らす。また安倍晋三首相来伯では、日本経済界から200人以上を集めてセミナーを行なったが、平田事務局長によれば「2千人規模で行なうドイツには見劣りする」とか。他国の商 ...
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NHK・BS1は、勝ち負け抗争をテーマに『遠い祖国 ~ブラジル日系人抗争の真実~』を制作し、日本時間15、16日晩に前後編に分けて放送される。「前編」では〃新天地〃という言葉に誘われ海を渡った移民たちが体験した過酷な生活やブラジル政府からの弾圧を当事者たちの証言で描く。「後編」では、勝ち負け抗争が何故暗殺事件にまでいたったのか ...
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CKCの連携強化会議には、文協農業委員(RURAL)の桂川富夫委員長も出席。「この委託事業には、昨年度から本格的に参加している。日系社会の一つの窓口として、文協は両国を結ぶ役割がある。協会を上手く活用してほしい」と協力的な姿勢を見せた。同委員会は文協ビルで9月13日、「第5回関連交流会」を実施予定。木多会長の発案で09年に立ち ...
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カンピーナス市の東洋医学治療家・伊藤悠生さんが、2日に三重県人会館で「認知症の予防と治療」をテーマに講演会を行った。安倍晋三首相の来伯とも重なったが約60人が来場、その後問い合わせのメールや電話が引きも切らなかったとか。無料治療は時間が押して一人に限定されてしまったため、伊藤さんは「もう一度講演をやりたい」と話している。一にも ...
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