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 安倍晋三首相の中南米訪問が始まった。日本時間の27日にメキシコを、翌日トリニダード・トバゴを訪れた。メキシコでは日墨協会の幹部らと懇談し、「両国関係の最も大切な懸け橋であり続けることを期待する」と述べたとか(時事通信)。そこで何らかの具体的議論があったかは不明だが、「大事な架け橋だ」で終わってしまうのはもったいない。ブラジル訪 ...

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 安倍晋三首相夫妻の来伯に合わせ、文協大講堂で2日に行なわれる歓迎会式典。25日が事前申し込みの締め切りだったが、事務局によれば同日午後時点で「ごく僅かながら空席がある」とのこと。現役首相の声を直接聞ける貴重な機会。関心のある方はお早めに文協(11・3208・1705、contato@bunkyo.org.br)まで問い合わせを ...

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 援協福祉部で毎月第3木曜日に開かれている高齢者向け「無料講演会」。以前の参加者は4、50人程度だったが、コロニアでも健康への関心が高まっているようで、最近は100人近くが来場するとか。今月のテーマは「老化とうつ病」で、心理師の小野克人さんが講演を行った。講演会および福祉部が行う各種催しの日程は援協のサイト(www.enkyo. ...

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 バストス卵祭りの名物オムレツは、ハムとチーズを挟んだだけの素朴な味だが、久しぶりに食べたせいか、やけに美味かった。思えば、茶碗蒸しから温泉卵、卵黄の味噌漬けなど日本の卵料理は随分と種類が豊富だ。一人当たりの卵消費量も日本は329個と多く、メキシコに次いで2位と卵好きの民族だ。当地では肉が比較的に安いせいか、一人当たりの消費量は ...

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 泥炭のおかげで経済事情が潤ったグァタパラ移住地。最近になって注目が集まり、売買できる時代がやってきた。パラグアイのイグアス移住地内には、玄武岩の砕石をとる採石場があり、日本人会は年間300万ドルくらいの売り上げがある(本紙11年9月10日付け)という例もある。グァタパラは今後どうなるか注目だ。他の移住地もかつての地層調査を見返 ...

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 七夕祭りで販売された短冊は、色に応じて願いが込められているそうだ。水色は健康、黄色は金運、赤は情熱、ピンクは恋愛、緑は希望、白は平和だ。販売会場で最も早く売り切れたのは水色。ACAL職員によれば、去年最も売れたのは、黄色だったという。短冊の売れ行きにブラジルの世相が反映されているのかも。     ◎ 来月初週にジャカレイ市で開 ...

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 セルジオ越後さんは、「2020年東京五輪に向け『スポーツ省』設置の声もあるが、経済効果を見据えただけでは?」と疑問視しており、「できても中身が伴わないとダメ」と一刀両断。スポーツ文化振興の官庁を設置しても、一般社会や企業が持つプロスポーツに対するイメージが、連載「上」にある通り中途半端なままでは設置の意義が薄れてしまうという見 ...

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 週末に行われる宮城県人会の七夕祭り。取材していて気になったのは「七夕カレー」と「七夕ラーメン」だ。中沢宏一会長、鈴木運蔵副会長に詳細を尋ねても「七夕らしい物がトッピングされているのでは?」と謎は深まるばかり。両品とも婦人部の独創らしく、全貌は不明だ。織姫と彦星の如く、謎の七夕料理と会えるのもこの時だけ。美しい七夕飾りを愛でると ...

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 認知症予防講演会で使われる「O-リングテスト」。患者が手の指で作った輪(O-リング)を診断者が引っ張り、輪が離れるかどうかで診断するという方法で、もう一方の手に薬剤や物を持たせると、それが体に合わなかったり有害だったりした場合、不思議と力が入らず輪が開いてしまう。半信半疑ながら試してみると、「味噌汁とご飯」ではぐっと力が入るの ...

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 未完のまま行なわれた移民史料館内のエレベーター落成式は、三井住友銀行・國部頭取の来聖に合わせ強行された。もちろん本来は完成予定だったが、「業者の怠慢によって間に合わなかった」と同館職員もあきれ気味。天井も設置されず、いまのところ稼動はまだ先だ。遅延を逆手にとって、安倍首相の「乗り初め」に期待したい。W杯の競技場同様、ギリギリま ...

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