ニッケイ新聞 2012年8月22日付け 「平和灯ろう流し」の式典前の午後2時、州立校の生徒300人は同市市立多目的ホールで、原爆投下後の広島を描いた映画「原爆の子」(1952年、新藤兼人監督)を鑑賞した。このDVDはブラジル広島文化センター理事の平崎靖之さんの寄贈によるもの。自身の父と新藤さんの父が又従兄弟だという平崎さんは来 ...
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ニッケイ新聞 2012年8月21日付け 『日本人の心の歌』でさだまさしの名曲「帰ろかな」を歌った北川和義さんは、歌詞の一部を「やればやれそなブラジル暮らし」「帰りたくても帰れない」と改変し、日本から遠く離れたブラジルに移住した移民の気持ちになぞらえた。その情緒溢れる歌いぶりに目を潤ませる観客も。まさにコロニアによるコロニアのた ...
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ニッケイ新聞 2012年8月18日付け 文協が主催する『第3回全伯俳句大会』の兼題部門の結果発表と、席題部門の大会が明日19日にある。「申し込みの締め切りの6月30日は1カ月半も前のことなので、存在自体をすっかり忘れている人もいるのでは」と心配顔の浜照夫実行委員長。「大会は、兼題部門を見ても新人の入賞が多く、全体のレベルも上が ...
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ニッケイ新聞 2012年8月17日付け 東本願寺で久々に実施される『俳句会』。元々同寺には俳句会があったが、関係者らが逝去してから活動が途絶えていた。NHK俳壇選者の安原葉さんが、25、26日に同寺である「讃仰の集い」に出席するため、歓迎会を兼ねて実施が決まった。「これがきっかけで、また俳句会が復活すれば」との関係者の願いも。 ...
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ニッケイ新聞 2012年8月16日付け 淑徳大学の学祖、長谷川良信氏は、3度ブラジルへ渡航しているが、第1回目の時点でなんと63歳。Wikiによればブラジルの国情と日系社会の実情を正しく把握するために徒歩での調査を行ない、8カ月かけて23州を踏破したのだとか。没後にはその遺骨は分骨され、その一部はサンパウロ市の日伯寺にも埋葬さ ...
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ニッケイ新聞 2012年8月15日付け 今週末、サンパウロ市アグア・ブランカ公園で「第1回土佐祭り」が、高知県人会青年部により行なわれる。他県人会でも小さなイベントを青年部が実施することはあるが、こうした公共の場所を使った大規模なものは聞いたことがない。県人会の幹部からは心配する声もチラホラ。しかしお手のものの郷土食などで全面 ...
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ニッケイ新聞 2012年8月14日付け 山口県人会創立85周年式典の来賓の中には、在聖日本国総領事館の成田強領事部長の姿も。しかし壇上に招かれているのにも関わらず、緊張の面持ちで足元に力が入る会長の横で心地良さそうに目を閉じ、早い段階から、そして最後までウツラウツラ…。日系団体代表や母県慶祝団の居並ぶなか、大舟を漕いでおられた ...
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ニッケイ新聞 2012年8月11日付け トヨタ自動車の建設で沸くソロカバ市。市長も「若者の理想の職場になり得る」と喜びを隠さない。また、開所式前のブラジルメディアの報道によれば、街は活気に包まれているようだ。同地の不動産価格は高いところで30%上昇し、工場で働くために引っ越して来た多くの従業員の影響か、あるスポーツジムでは会員 ...
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ニッケイ新聞 2012年8月10日付け サンパウロから約1千キロの南麻州カンポ・グランデから出場した「玉城流てだ伯洋の会・具志堅洋子琉舞道場」のメンバー。何故か途中で伴奏の音楽が止まるハプニングが…。会場は一瞬どよめいたが、舞台上では何もなかったかのように無音状態で踊りが続いた。司会の呉屋晴美さんの「みなさん拍手をお願いします ...
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ニッケイ新聞 2012年8月9日付け 先週末あった灯篭流しに、平和運動「マルコ・ダ・パス」の創始者、イタリア出身ガエターノ・ブランカチ・ルイージさんが出席した。第二次大戦終結時わずか8歳で、日本被爆のニュースに恐れおののき、終戦を告げる平和の鐘に「Paz!」と叫んで歓喜に広場を駆け巡ったという。同運動はルイージさんが会長を務め ...
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