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大耳小耳

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ニッケイ新聞 2011年2月10日付け  名著と名高い『バストス二十五年史』(水野昌之著、1955年)によれば、ウニオン第二区に入植した脇山大佐が、同地の鯉養殖の先駆けだとある。1933年に導入、脇山大佐は当時養鯉の研究家としても知られ、同書には「当時としては珍重なものであった。郷愁をそそるものであった。区の宝のように愛玩されて ...

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ニッケイ新聞 2011年2月9日付け  5日に亡くなった作曲家の藤山節雄さんは、「Sou Japonesa」「オブリガーダ笠戸丸」2曲のほか、「根来恋歌」「こころひとつに」など井上祐見さんがブラジル・南米の各地で歌った多くの曲を手がけた。7日の通夜では用意した椅子が足りず、立ったままの人で会場が埋まったという。井上さんの南米公演 ...

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ニッケイ新聞 2011年2月8日付け  八百長問題で大相撲春場所の中止が決定した。ブラジルのファンにとっては、いつもの早朝からの楽しみに加え、ブラジル出身の魁聖の新入幕も期待されていただけに、落胆の度合いも大きいだろう。伯相撲連盟の中では化粧回しを贈る話も出ていただけに、残念だ。魁聖は朝日新聞の取材に、残念な様子ながらも、「稽古 ...

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ニッケイ新聞 2011年2月5日付け  「フェルナンド・モライスが僕に聞いたのは『ロマンスはなかったか?』との質問だった」と日高徳一は笑い飛ばし、「女ッ気なんてある訳ない」とあきれたようにいう。わざわざ本人に取材していて、なぜか刀で大立ち回りしたかのようになってしまうのは、ある意味、著者の〃サービス精神〃が旺盛すぎるのか。識者の ...

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ニッケイ新聞 2011年2月4日付け  2005年に静岡県浜松市でレストラン店主が殺害され売上金を奪われた事件で、静岡地検は2日、強盗殺人容疑で県警が書類送検した日系ブラジル人ウンベルト・ジョゼ・ハジメ・アルバレンガ容疑者(39)を起訴猶予処分とした。同容疑者はブラジルの代理処罰(国外犯処罰)で、2010年6月に最高裁で禁錮34 ...

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ニッケイ新聞 2011年2月3日付け  販売開始の時期が遅かったにも関わらず9割以上を売り上げた援協リッファ(協力券)。今回1等のカローラ車が当たった菅原ローザさんは、福祉団体「希望の家」のボランティアとして働いている。「(協力券を)売っていた側だったので、自分が当たるとは思わなかった」と当選の驚きを振り返り、笑顔で鍵を受け取っ ...

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ニッケイ新聞 2011年2月2日付け  農協セミナーでは最後にトメアスー農協の坂口理事長から、「議論の最中に何度も鳴った携帯の音がうるさかった」と発言があった。マナーの事かなという空気が会場に流れたが、それは「若者がいない」という意味と付け加えられ笑いが起きた。続け「若者もセミナーに連れてきて欲しかった」と後継者問題にも触れ、さ ...

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ニッケイ新聞 2011年2月1日付け  昨年10月、日本滞在中の日系人女性が広島県にある先祖の墓を探し当て、墓参りを果たしたという。中国新聞によれば、女性は08年に訪日して日本の工場で働きながら、100年以上前に渡伯したという曾祖父母の先祖の墓を探していた。本籍地は合併で既になく、日本語を学んでようやく同県庄原市にあることをつき ...

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ニッケイ新聞 2011年1月29日付け  新事務所の購入が決定した県連臨時総会。投票方式の記名・無記名を決める多数決は21対18で、購入承認の票より僅差だった。無記名賛成者からは、「記名だと、議題が承認された場合、反対した人が後になって〃いじめられる〃のでは」と〃懸念〃を表明、出席者の笑いを誘う場面も。まさかいじめはないにせよ、 ...

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ニッケイ新聞 2011年1月28日付け  「パソコン使える?」「4歳からやっています」。本誌編集部で職場体験を行ったサ日本人学校の生徒との会話だ。その言葉のとおり、リズム良く原稿を書く手が動く。その姿に古参社員が目を見張っていた。生徒の祖父ほどの齢に当たる同社員、「今の子は凄いね。パソコンは負けるが、エンシャーダ(鍬)では負けな ...

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