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大耳小耳

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ニッケイ新聞 2010年9月9日付け  25日に開かれる「あめりか丸」の集い。同船が海を渡った1959年は、児島明子さんが日本人初のミス・ユニバースに選ばれた年だ。「停泊したレシーフェでブラジル人とその話題になってね。言葉も分からないのにオリンダ観光に連れていってくれたんですよ」と、集いの世話人でレジストロ在住の金子国栄さんは懐 ...

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ニッケイ新聞 2010年9月7日付け  第2次大戦時、イタリア戦線で戦った連合国軍は〃バベルの塔〃と呼ばれるぐらいに雑多な民族が混ざっていた。米軍の442部隊は有名な日系米人だけだし、92部隊は黒人のみ、それに加え、イタリアの反ファシスト勢兵力、欧州反枢軸国軍(ポーランド、チェコ、ギリシア)、英国植民地軍(カナダ、ニュージーラン ...

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ニッケイ新聞 2010年9月4日付け  国際盆栽展の中でも日本館の内部には、日高治さんが愛育する60年の黒松や25年の紅葉などの名品も展示された。植物は放っておけば勝手に成長するが、その年月でも件の紅葉の幹は20センチていどの長さしかない。「そのままの形で維持するのが難しい」と日高さん。かつてサントアンドレーにあった日本荘の三好 ...

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ニッケイ新聞 2010年9月3日付け  ブラジルの独立記念日を来週に控え、日本の東京・代々木公園で恒例の「ブラジル・フェスティバル」(ブラジリアン・デー・ジャパン)が4、5日に開催される。在日ブラジル商業会議所が主催、駐日ブラジル大使館が後援し、今年で5回目。ブラジル文化の紹介や日本人とブラジル人の交流を目的に、音楽ショーや、シ ...

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ニッケイ新聞 2010年9月2日付け  メキシコ県人会から福岡県人会世界大会に出席した飯田幸子さん(35、二世)は2001年の県費留学生で、同会を支える数少ない若手。始まったばかりの子弟招へい事業に興味を持ち、希望者がいれば「事前に日本語を教えてあげたい」と話していた。事業が新たな事業を支える良い循環が生れていることを実感。   ...

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ニッケイ新聞 2010年9月1日付け  先月末に行なわれた福岡県人会の記念祝典。式典後、各国から参加した県人会子弟と共にカラオケに行く機会があった。カナダの県人子弟によれば、県費留学時代、各国から集まった同期たちは懐かしがる曲が一緒だったと言う。それは主に「親がよく聞いていた」という演歌の類。若者ならではの新曲だけでなく、親譲り ...

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ニッケイ新聞 2010年8月31日付け  知事、世界の県系人ら1千人で盛大に行われた福岡県人会の記念式典。高齢者を代表して池田収一さん(88、福岡市、サントアンドレー在住)は、「在伯78年、食べる事、しゃべる事、口だけはまだ一人前」と元気にあいさつ。さらに、愛嬌を込めて南会長ほか、文協の木多会長まで「まだまだ若造」と〃一蹴〃する ...

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ニッケイ新聞 2010年8月28日付け  日本政府が新興国の在外公館で、外交官を増員する計画だという。岡田 克也外務大臣が25日に行なった日本外国特派員協会での講演で語ったもの。外相は経済、政治面におけるG20諸国の影響力拡大、また原発、新幹線などのプロジェクト売込み先としての魅力を挙げ、今後3~5年かけ先進国から新興国へ約10 ...

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ニッケイ新聞 2010年8月27日付け  22日の群馬県人会創立65周年、群馬県サンパウロ州姉妹提携30周年記念式典で披露されただんべい踊りは、高知のよさこい鳴子踊りや札幌のYOSAKOIソーランなどをヒントに15年前に群馬県前橋で始まったもの。老若男女が参加し、前橋の木・銀杏をかたどった鳴子を響かせて踊る。昨年の研修生小林ひで ...

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ニッケイ新聞 2010年8月26日付け  大戦での二世の日本軍従軍を語る時、ひときわ異彩を放つ沖縄系二世3兄弟がいる。長男の我那覇宗成、次男の宗弘、三男のジャイメだ。故内山勝男さんの著書によれば、宗成は1921年にリンスで出生、41年の最後の船で日本に渡り、44年に学徒出陣で海軍へ。フィリピン沖で敵潜水艦に撃沈された。宗弘は24 ...

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