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大耳小耳

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ニッケイ新聞 2009年4月10日付け  邦字紙が拠って立つのは、常に移民や日系社会の側だ。もちろん海外在留邦人の常として、日本への熱い想いや日本政府への好意は、日本の日本人より遥かに強い。それは邦字紙も同じだが、是々非々であることは論を待たない。確かにブラジルメディアにおいて、日本が不当に非難されるのは見ていられない。かといっ ...

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ニッケイ新聞 2009年4月9日付け  フジモリ元ペルー大統領の母で熊本県出身のムツエさんが先月九日、東京都内で亡くなったことを各紙が報じた。九六歳。一九九六年の大使公邸事件では、大統領の母親と知られず、釈放されたという強運の持ち主。ペルーでは積極的に日系社会の活動に参加していたが、療養のため、〇一年から帰国していた。亡くなった ...

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ニッケイ新聞 2009年4月8日付け  援協が現在建設している福祉センター内に納骨堂が出来ると騙った詐欺未遂事件が起こった。昨年の移民百周年に乗じて詐欺を働いたヤマモト・ロザリオが逮捕されたが、今回の事件は、独身で移住した人には墓を作っていない人が多く、家族が遺骨を自宅の保管している状況を知ったうえの卑劣なものだ。募金、寄付を申 ...

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ニッケイ新聞 2009年4月7日付け  今年のパウリスタ・スポーツ賞野球部門を受賞した仲尾次オスカル正樹さんが日本で頑張っているようだ。今年四月から白鴎大学(栃木県)に留学した仲尾次さんは、五日に行なわれた関甲学生野球春季一部リーグで対山梨学院大学戦に初先発。栃木の下野新聞によれば、七回まで一失点に抑える好投でチームの勝利に貢献 ...

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ニッケイ新聞 2009年4月4日付け  小井手学園創立六十周年で出版された『宏深の夢』のあとがきで、小井手伊勢子さんは「昭和七年から、昭和六十二年までの五十六年間、睡眠時間三時間を実行しました」と書く。なんと午前一時に起床し、四時間を執筆・勉強、午前八時半から午後四時半まで昼の部の授業、午後六時半から八時半は夜間部、午後十時には ...

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ニッケイ新聞 2009年4月3日付け  目が痒くなり、鼻水が止まらない花粉症。もはや日本の国民的アレルギーだが、プロポリスに症状を緩和させる可能性があることが学術専門誌「応用薬理」に発表された。プロポリス業界の大手、山田養蜂場と鳥取大学の共同研究によれば、花粉症通院中の三十人を対象に実験を行い、明らかになったという。この効果が広 ...

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ニッケイ新聞 2009年4月2日付け  「お前のせいで日本のバレーボールが勝てなくなったんだよって言われるんですよ」と冗談めかして笑う今井庸治さん。今までにブラジルバレー界に有名選手を輩出した功績でパウリスタ・スポーツ賞特別賞を受賞。ブラジルが世界の頂点に君臨するのに貢献した立役者だ。そんな今井さんも現在は無所属。「どこも振り向 ...

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ニッケイ新聞 2009年4月1日付け  昨年九月に来伯した京都府知事から「交流のシンボルに」と京都会に贈られた雪割桜の苗木六本。今まで検討していた植樹場所がようやく見つかった。サンパウロ市ピニェイロス区プラッサ・ヴィクトル・チビタ(Praca Victor Civita, Rua Sumidouro,580)で七日午前十時から、 ...

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ニッケイ新聞 2009年3月31日付け  二十八日にあった文協総会には、在聖総領事館の大部一秋総領事が出席したが、挨拶後、早々に退席。滞在時間約十分。JICA聖支所の千坂平通支所長は、名前を呼ばれることもなく、「何のために呼ばれたのか…」と首を捻るばかりだが、「日系社会の代表団体」を標榜する文協の総会出席者が百人以下という現状を ...

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ニッケイ新聞 2009年3月28日付け  帰伯日系人の相談にのったり、職の斡旋をするグルッポ・ニッケイは最近、デカセギ向けの新手の手口が横行していると警告している。リベルダーデにある某派遣会社で、現在も日本に毎月多数派遣しているところがあり、日本の工場で飛行機代だけ払い終わったらすぐ解雇して、放り出すという。その後に別の人を入れ ...

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