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大耳小耳

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ニッケイ新聞 2008年11月27日付け  ヒガキ・ミルトン被告の自宅居間には、愛媛県出身の画家、日系画壇で知られた桧垣肇さんの風景画が三幅ほど飾ってある。肇さんはミルトン被告の祖父で、ガ・ブエノ街に住んでいた。九八年に九十歳で亡くなるまで描きつづけた。判決内容に悩む孫の姿を、天国からどう思っているだろうか。      ◎  先 ...

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ニッケイ新聞 2008年11月26日付け  沖縄歌舞劇団「美」のサンパウロ市公演は二カ所とも会場を満員にし、関心の高さをうかがわせた。一行は公演前日の二十日に到着し、サンパウロ市に続きサントス、アララクアラ、プ・プルデンテ、マリンガを約二週間で回るというハードスケジュール。歓迎会の席で耳にしたところでは、衣装が多いだけに、洗濯や ...

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ニッケイ新聞 2008年11月25日付け  様々な角度から日本語能力が問われる全伯スピーチコンテスト。発表後に内容に即した質問を審査員が投げかけ、日本語理解力、会話力を問う。どの参加者も震えんばかりに緊張する最後の難関だ。ところが、ある審査員はすでにスピーチで述べたことについて質問、「そうですか」と納得顔。また一体何が聞きたいの ...

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ニッケイ新聞 2008年11月22日付け  広島市で〇五年、木下あいりちゃん(当時七歳)が在日ペルー人に殺害された事件から、二十二日で丸三年を迎えた。小学校であった追悼集会では、あいりちゃんが好きだったというひまわりの絵が飾られた。同小の一年生が遺族から種を譲り受け、「しあわせのひまわり」と名付け、今夏に多くの大輪を開かせたもの ...

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ニッケイ新聞 2008年11月20日付け  ブラジルでは唯一、薬に頼らない「生活療法」を用いている自閉症児青空学級。保護者代表の矢野高行さんによれば、月々千二百レアルの授業料が壁になったり、新しい同校より有名な学校へと考える親が多いからか、生徒数は二〇〇六年の創立時から三人のままだ。しかし薬を止めた途端に、便・尿失禁が治るなど、 ...

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ニッケイ新聞 2008年11月19日付け  パルケ・アグア・ブランカで開催された県連とサンパウロ州共催の「オルト・フルト・フェスタ」。最寄りのバラ・フンダ駅にも公園内にも案内はなかった。その理由は、「お金がかかるから」。関係者は、「グローボなどが放送してくれるから多くの人が来場するから大丈夫でしょう」と高を括っていたが、来場者数 ...

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ニッケイ新聞 2008年11月18日付け  鹿児島県人会式典では、パラグアイから駆けつけた園田昭憲・鹿児島県人会長の兄で、パラグアイ同県人会長の義人さんがあいさつ。原稿も読まずに壇上で熱弁、園田会長とも抱き合うなどラテン式だっただけに、プログラムに寄せた挨拶文を読んだだけの伊藤知事や他の来伯団のあいさつに、「少々寂しい」という声 ...

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ニッケイ新聞 2008年11月15日付け  JETRO(日本貿易振興機構)サンパウロ事務所によれば、現在日本からブラジルに進出している企業は約三百。一方でブラジルから日本へ進出しているのは五社とかなり少ない。関係者によれば、将来的に日本からブラジルへ進出する企業は徐々に増える見通しだという。経済危機を乗り越え、また七〇年代のよう ...

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ニッケイ新聞 2008年11月14日付け  聖南地区の日系団体が集まって百周年を記念した日本祭が、九月十三、十四日の両日、インテルラゴスサーキット場であった。折田茂郎聖南地区百周年協会長によれば、「二日間で約二万人が訪れ大盛況だった」。同地区で百周年を記念したイベントはこの日本祭だけ。「初めての取り組みが成功して良かった」と折田 ...

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ニッケイ新聞 2008年11月13日付け  ブラジルで二〇〇八年度百歳表彰を受賞したのは、在聖総領事管内の二十七人のほかに、クリチーバ管内に六人、リオ管内に一人の合計三十三人。これは海外に住む全受賞者三十九人の九割弱にもあたる数だ。〇三年には十四人もいたハワイ・ホノルルの受賞者が今年は二人へと減少している。「元年者」と呼ばれる、 ...

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