2007年5月4日付け 先日急逝したばかりの高野書店店主、高野泰久さんは交流協会の〃育ての親〃のような存在で、今回始まる新体制にも、理事として名を連ねていた。OBら復活に尽力した関係者からは「特別派遣の姿を見てから…」との惜しむ声も聞こえる。 ◎ 県人移住百年の記念誌編纂を進める愛媛県人会。現時点では、同県人移住の ...
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2007年5月3日付け 開催まで三カ月を切ったフェスティバル。今年は衛生局の指導も厳しくなるようで、同イベントがそれだけ社会的に認知されるようになった表れか。今年は例えば、食材などを洗う場所と調理担当者が手を洗う場所を分ける必要が出てくるという。新潟のもちや、福井のそばなど、食べ物に手を触れる料理を出す県人会からは不安の声も出 ...
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2007年5月1日付け 「皇族を選挙に巻き込まないで!」というブラジル日本会議関係者による文書が編集部に届いた。今回の文協選挙で当選した上原シャッパの第二副会長、多羅間俊彦氏に関してだ。「殿下を勝ち負けのある選挙に組み入れ、混乱している文協の問題の中に請じ入れることは避けるべき」との想いが綴られている。すでに皇籍離脱したとはい ...
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2007年4月28日付け 日本の小説家で一番好きなのは、在日韓国人作家の柳美里、と話すゼリデス・マリア・リヴァスさん。準二世文学を研究家だけあって、納得の好み。「興味のあるものが多すぎて、研究に集中できない」ことを理由に、住居はあえてリベルダーデを避けたそうだが、週に一度は文協ビルにある裏千家でお茶の点前も行う大の親日家。リヴ ...
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2007年4月26日付け 本来今は、文協理事会選挙などに浮かれているべき時期ではない。四月中には百周年記念事業の正式な見直し予算を総領事館に提出せねばならない。肝心の百周年事業や、JICAの日系社会支援縮小をさしおいて、目先の権力闘争に熱中し分裂騒ぎをしていて良い時なのだろうか。 ◎ 文協会長選第三の男、小川彰夫氏 ...
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2007年4月25日付け このほど虚子忌全伯俳句大会が開かれたリベイロン・ピーレス市。市内の日本庭園には虚子の句碑がある。今年の大会では、開会に先立ち、文協の村木会長と同地の中野さゆりさんが碑に献花した。市役所が管轄する同庭園。来年はブラジル日本移民百周年を記念して鳥居を建設する予定だとか。 ◎ 「日本ブラジル交流 ...
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2007年4月22日付け スザノ日伯学園の新校舎落成式で、安楽校長が何かしゃべるたびに生徒たちが大歓声をあげる。生徒からの信頼がひしひしと伝わってくる。安楽恵子校長は準二世。八歳でブラジルにきて、州立学校の校長まで務めたという。日本語の読み書きもできる才媛で、まさに日伯学園にはうってつけの人材か。それにしても、君が代を大声で合 ...
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2007年4月19日付け 文協選挙のシャッパ提出期限を迎えた文協事務局は各派関係者でごった返した。会長室から出てきた上原幸啓会長、「いやあ、三派でるとは驚きです」と微笑、あたりを見回した。続けて、「日系人の割合はブラジル故国内で、〇・七%の少数派ですよ。そんな小さな社会でこんなことになるとは」と珍しく顔色を曇らせた。リーダーが ...
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2007年4月19日付け 在日外国人の多く暮らす自治体で、役所の受付に外国人相談窓口を設けるところが出てきている。静岡新聞によれば、同県の磐田市役所でも同様の窓口を設置。運営は地元の国際交流協会に委託、日本人スタッフ三人のほか、ブラジル、フィリピン出身の相談員が応対している。外国人登録や健康保険、税金、教育などの諸問題のほか、 ...
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2007年4月18日付け 文協選挙のシャッパに関して、あまりに目先の利害だけを考えていないだろうか。コロニアが一体となって取り組めばこそ、日伯両政府が動くことは論を待たない。ならば、分裂している姿をみせて何の得があるのか。細かい利害で対立して、大きな利益を逃すのは賢い選択ではない。今の様子をみて、「これなら大金を出さなくてもす ...
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