2007年1月18日付け 日本の公立学校でポ語を禁止にするのは、三割、四割を外国人生徒が占めるところでは、やむを得ないことかもしれない。日本人生徒だけでも「学級崩壊」の危機が叫ばれる中、外国人生徒をほっとけば母国語ばかりで会話して日本語を憶えないこともあり得る。現場の教師の苦悩は、いかばかりか。いまでは日本国内の公立校より、外 ...
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2007年1月17日付け 正月早々、西林万寿夫在聖総領事は悲嘆にくれた。百周年の遅々とした進展具合に、ではない。二日午前九時過ぎにサンパウロ市北部ヴィラ・マリア区で起きた爆発事故で身近な人物が死亡したからだ。総領事の身辺警護を担当していた軍警の一人だった。前日の元旦は、新年祝賀行事などで午後十一時まで一緒だったとか。朝のテレビ ...
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2007年1月16日付け コロニア最大規模の寄付を集めた八十周年の日伯友好病院建設の時、コロニア側で七億円、日本から八億円を集めた。当時は日系社会が活力にあふれた時代だった。現在の実情を鑑みたとき、百周年といえど、桁違いの金が集まるとは考えにくい。今回、八十周年より少しだけ多めに設定したことは、一定の根拠が感じられる数字となっ ...
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2007年1月13日付け 〃コロニア最長〃のいのしし会が今年も開かれる。「猪突猛進」のイメージがあるが、「昔はまっしぐらだったけど、今ごろの猪は左右を見るから大丈夫」と世話人の近沢さん。「亥年生れの人はリーダーシップがあるようです」と西会長が話すように、元鉱山動力大臣の植木茂彬氏や下本八郎元サンパウロ州議などの政治関係者のほか ...
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2007年1月12日付け ブラジル製の和太鼓は桶胴式が一般的だが、イグアス移住地のイグアス太鼓工房では日本と同様に木からくりぬく。日本ではケヤキ材が主流だが、移住地では手に入らないので、ケヤキに似た木目が美しいセンダンや、硬い材質で響きのよいカナフェストを使う。鋲以外は全て移住地製だ。同工房の澤村壱番さんによれば「一個が完成す ...
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2007年1月11日付け 今年八月、サンパウロで世界の山口県系人が集う世界大会が開かれることになった。ブラジル県人会の平中信行会長によれば、三年前の第一回大会の際に、次回は県人会創立八十周年を迎えるブラジルかペルーで開催する打診を受け、最終的にブラジルに決まったという。各国の県系人の交流をはかる世界大会は、来年八月に同じくサン ...
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2007年1月10日付け 北東伯フォルタレーザに最初に日本人が入ったのは、第二次大戦の前後。同地に住む人によれば、「フジタ」さんだったという。後にバラバラと日系人が訪れるようになり、養鶏や野菜つくりをして生活を支えていたとか。「昔の資料はあるのかな。探せば見つかるかもしれない」と地元の長野英二さん。日本人会も再び活動を始めたこ ...
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2007年1月9日付け 百周年のブラジル側の国内組織委員会に関して大統領令は出されたが、実際の組織はまだ立ち上がっていない。第二次ルーラ政権閣僚が出そろってから発足するとの見通しで、二月以降にずれ込むと見られるので、一足さきに日本側実行委員会が発足する形となる。両国政府が本腰を入れて取り組み始めたら「日伯交流年」としては成功す ...
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2007年1月6日付け 昨年の年末から地下鉄の車内での窃盗事件が多発しているようで、乗車客には「十分に注意をはらうように」と車内アナウンスで何度も呼びかけている。女性の方は特に、ドアが閉まる直前に膝の上にハンドバックを奪い取られやすい…。読者の皆さんも乗車中でも気は抜かず、できるだけご注意を! ◎ 久しぶりに年末を ...
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2007年1月5日付け サンパウロ日伯援護協会はこのほど、福祉団体として免税措置が受けられる仮の認証を政府から六カ月の条件で受けた。事務局が先月七日、国家福祉審議会に申請し、翌日連絡が入ったという。正式な証明書は発行されるまでに一年半から二年ほどかかる見通しで、援協は今後、この六カ月の仮認証を更新し続けることになる。同会にとっ ...
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