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大耳小耳

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2006年11月30日付け  先日おこなわれた援協の地区委員総会で、会費の未払い者が全体で四〇%を占めるという数字が発表された。ちょっとショックな数字と思えたが、話を聞けばその多くが〃幽霊会員〃だという。というのも援協に連絡もなくデカセギにいったり、すでに亡くなった人などが全体の三割近くにのぼるからだ。援協としては現在導入中のコ ...

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2006年11月29日付け  ブラジル郵政省の中で百周年記念切手の絵柄として、故半田知雄氏の絵画が候補に上がっているようだ。先日の文協理事会で吉岡黎明副会長が百周年協会関連で報告したもの。今後、絵画を移民史料館の所蔵品の中から選び、半田家から許可をもらう手続きに入るという。      ◎  「初期移民が食べていたものを再現する」 ...

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2006年11月28日付け  ブラジルでは日本語スピーチコンテストだが、日本ではポルトガル語のそれが京都外国語大学で二十五日行われ、全国から集まった十二人が「滑らかな発音で熱弁を振るった」(京都新聞)という。優秀者にはポルトガル大使賞が授与され、副賞としてポルトガルに一年留学(往復旅費)できる。留学費用や往復旅費はポルトガル外務 ...

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2006年11月25日付け  「日本政府が食文化を守るため、攻勢に出た」――。時事通信によれば米紙ワシントン・ポストが、日本政府の海外日本食レストラン認証制度導入を一面で紹介したという。同紙は東京発の記事で、和食店と銘打ちながら実際にはアジア料理を融合したものなどを出す店が世界で増えているといった制度導入の経緯を解説。一方で、こ ...

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2006年11月23日付け  東京在住の天野鉄人氏の援協への〃ラブコール〃は続いているようだ。天野氏は以前から同協会が福祉センターの名称で建設を予定しているサンパウロ市リベルダーデ地区のファグンデス街の土地に、神内記念会館の名でセンターを建設し、百周年の箱物事業にすべきと要望を続けているが、最近はその建設予定地に隣接する一千平米 ...

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2006年11月22日付け  パウリスタ通りで二十日に行われた「黒人の日」の行進。午後三時ごろになってMASPの方向が騒がしいなと思ったら、さりげなく始まっていた。車上のマイクや行進する人たちの鳴り物は大音量なのだが、前後を警察車両にはさまれたパレードの規模自体は比較的あっさりしたもの。人々が通り過ぎると通行止めも順次解除され、 ...

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2006年11月18日付け  入植八十周年を祝ったアルジャ日系社会。入植当時は炭焼きのほかに主だった産業のない土地だったこの町も、今では「花の町」として多くの観光客が訪れる。現在、同市に暮らす日系家族は約三百世帯。現会長の横山泰幹さんは二世、まだ四二歳の若さだ。〇四年から現在まで新会館建設に尽力する一方、活性化のためにピアノや太 ...

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2006年11月15日付け  三省堂から図書の大量寄贈をうける文協図書委員会は大喜び。「大変ありがたいこと。あまりに凄い本ばかりがリストに並んでいるので、それを見ただけでクラクラしそうです」と委員の一人はこっそり打ち明ける。「本のリストが図書館においてあるので、ご希望の本をチェックしてください」と利用者に呼びかける。文協だけで六 ...

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2006年11月14日付け  日本人入植九十周年を盛大に祝ったリンス慈善文化体育協会はこのほど、記念誌を刊行した。表紙は日系美術界を代表する間部学画伯が描いたリンスの一風景。日本語だけで書かれた入植七〇周年史の内容をポ語に翻訳し直し、それに残りの二十年間の歴史が加えられている。関係者によればポ語をメインにしたのは「三世、四世への ...

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2006年11月11日付け  サンパウロ援護協会が「福祉センター」の建設を予定しているサンパウロ市リベルダーデ地区のファグンデス街に、日系福祉会館の名で建設を提案している聖南西文化体育連盟(森エーリオ会長)傘下団体の代表者が七日、同協会事務局を訪れ、援協関係者と二時間以上にわたる議論を交わした。代表者側は、「もっと天野氏の要望に ...

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