2006年7月28日付け さきの日本祭りで「ブラジル日系文学」ブースは、出展奨励ブースとして、ふさわしい働きがあったようだ。芭蕉の「古池や――」の句をハイカイ作句者と散文翻訳者による二通りの翻訳で紹介していた。省略が効いたハイカイ風をブラジル人は理解しただろうか。文芸愛好者たちには〃たまり場〃として格好の場所だった。ミナスへわ ...
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2006年7月27日付け 十月総選挙に向け〃戦い〃たけなわ。当局は「おカネのかけ過ぎ」と警告はしているが、立候補者本人たちは、かけずにはいられないという心境か。ハタから見ていると、思わず笑いがこみあげてくる運動もある。炎天下、アベニーダのセーフティゾーン(中央の高み)で候補者の写真入りの大プラカードを持ち、終日座っている雇われ ...
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2006年7月26日付け 一昨年の第一に続いて八十周年を迎えた第二アリアンサ鳥取村。同地の日系文化体育協会では記念の年にあわせ、八十年の歴史と出身者の寄稿による記念誌「第二アリアンサ物語」を編纂、関係者に配布した。式典当日には移住地内の小学校に昔の写真やレコードプレーヤー、ラジオやランプなどの生活用品を展示。来訪者はなつかしそ ...
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2006年7月25日付け 二週間に渡って行われた日本祭りが晴天にも恵まれ、二十三日無事に幕を閉じた。各県人会が腕によりをかけた郷土料理が楽しい。ヤキソバ、テンプラだけではない多彩な料理に来場者もキョロキョロ。しかし行列と閑古鳥、〃勝ち組〃、〃負け組〃が目に見えた。「売れ筋」で勝負するか、郷土の紹介に重点を置くか。来年も関係者は ...
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ニッケイ新聞 2006年7月22日付け 県連フェスティバル・ド・ジャポンが今週末、引き続きイミグランテス展示場で開催される。先週と同じく、地下鉄サン・ジューダス駅、ジャバクアラ駅から無料バスが運行。二週目ということもあり、先週以上の人出が予想される。人気の郷土食は少し変更。今週は、岩手(もち)、広島(広島焼き)が新たに出店、沖 ...
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京都府議会友好団の議員から「日系社会での県人会の位置付けや役割を説明してほしい」との質問。生活の中でどの程度の比重を県人会活動が占め、県人子弟同士で婚姻する傾向があるのかなどだ。人文研の宮尾進顧問は「日系社会は混血が進んでおり、県人会の存続は難しい」と回答。一般論ではそうでも、県人会により様々というのが各論、実態か。沖縄系のよ ...
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ニッケイ新聞 2006年7月20日付け ジャパンタワー計画をぶち上げ、コロニアの目を白黒させている天野鉄人氏(67)が現在、来伯中。折りしも「週刊新潮」(七月十三日号)に「現地関係者は困惑気味」と取り上げられている。しかし、そのコーナーが〃B級重大ニュース〃で十数行程度。天野氏の「関係閣僚に」「外務省人事をもって」という口ぶり ...
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2006年7月18日付け 十五日に開幕した県連フェスティバル。今年は地下鉄サン・ジューダスとジャバクアラの二カ所から、会場までの無料バスが運行された。二日目、サン・ジューダスから乗ろうと改札を出ると、二人の少年少女がボランティアとしてバスの案内をしていた。地味ではあるが意義有る仕事。その応対に、隣の家族連れは「気持ちがいいね」 ...
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2006年7月15日付け お隣ミナスでも百周年の輪郭が固まりつつあるようだ。記念誌・ビデオの製作でも特に日伯合弁事業の時代を取り上げるなど、「日ブラジル家プロジェクトの地」としての特色も打ち出されている。現在各地で、自治体、地元日系団体による百周年委員会が発足しつつある。今後も、それぞれの地域で移民百年を祝う動きが出てくるだろ ...
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2006年7月14日(金) 十五日に開幕する県連フェスティバル。今年はサンパウロ市から八十キロ以上遠方からバスで訪れる団体は入場無料になることから、地方からの来場も期待されている。その団体バスについてであるが、日曜日は会場付近でフェイラが開かれ混雑が予想されることから、主催者では土曜日に来場してほしいと呼びかけている。 ...
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