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大耳小耳

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2006年5月31日(水)  いよいよデジタルTV選択の最終選択か。三十日付けエスタード紙によれば、ブラジル政府は五月二十九日に日本政府に対して調印式に出席するよう外務省ルートで正式に要請を出した。アモリン外相を通じて在京ブラジル大使館を通して日本政府に送られた。先週、シラク仏大統領が訪伯し、首脳会談した後の二十六日、最終案が閣 ...

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2006年5月30日(火)  今年の県連フェスティバル・ド・ジャポン開催まであと一月半に迫ってきた。会長はじめ執行部による大手スポンサー企業の訪問が続いている。今回は初めての二週末開催。決定当初は県人会から「二週続けての郷土食出店は難しい」という意見もあったが、現時点では大部分の県人会が二週参加の意向を見せているよう。同イベント ...

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2006年5月27日(土)  パラナ日伯文化連合会の歌謡部では、毎年八つの大会が開かれている。以前はロンドリーナ、マリンガ、クリチーバの三都市だけだったが、地方の文協で行うように変更した。すると、各地団結して会館を整備するなど、地域の活性化が図れたそうだ。来社した西森ルイス会長もその効果を強調していた。中心だけでなく、地方からの ...

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2006年5月26日(金)  日伯間の犯罪人引き渡し条約締結を求める署名運動が広がりを見せている。きっかけとなった女児死亡自動車事故が起きた湖西市の自治会連合会に加え、今度は全国労組の連合東海ブロックが支援を決定した。署名運動をはじめた被害者家族は近隣の市議会を訪問、政府への意見書提出を求める陳情を行った。すでに政府レベルの話に ...

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2006年5月25日(木)  神奈川県人会館は、牧場と共に、当時の内山岩太郎知事が寄付した。内山氏は戦前にサンパウロ総領事、アルゼンチン公使などを務めた有能な外交官で、一九四七年の知事選で当選し初代知事に。以来在任二十一年(五期)を数えた。英仏語はもとよりスペイン語、ポ語も堪能だったとか。〃ブラジル初〃の県人会館ができたのは、日 ...

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2006年5月24日(水)  長崎県人会の前会長、丹生登さんの住むサンロウレンソ・ダ・セーラ市(サンパウロ市から六十キロ)の日本人会でも毎年、運動会をやっている。会員約三十三家族が百レアルずつ出し合って費用を捻出し、近隣のブラジル人住民を招く。参加者二百人のうち非日系人は七割を占めるほど。「白人、黒人いろいろで、まるでオリンピッ ...

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2006年5月23日(火)  二回目を迎えた文協文化祭り。大・小講堂から体育館、駐車場まで、文協ビルのいたるところで催しが開かれていた。ガルボンブエノ街をふさいで催しを行うのは初めてではないだろうか。年に一回でなく、あのにぎわいが頻繁にあれば、リベルダーデの再活性化にもつながるかも、というのは望みすぎか。望みついでに言えば、祭り ...

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2006年5月20日(土)  百周年協会に記録映像委員会が発足した。日本移民百年の歴史を万人に分かりやすく映像で―という試みには期待したい。資料収集やシナリオ作成などに携わる発足メンバー七人のうち、五人が元パウリスタ新聞出身者。現役新聞人もおり、コロニアの言論を支えてきた面々だけに百周年記念誌の叩き台も作って欲しいとの声も聞こえ ...

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2006年5月19日(金)  クリチーバとパラナグアを結ぶ鉄道。奴隷でなく、一般の労働者が建設に従事し、九千人のうちその半数がマラリア等の病にかかり苦しんだ。また、革命時には、パラナグアから奥地に逃げる人々がこの鉄道を使用したが、反乱軍に間違われ、列車中で皆殺害されたという。美しい車窓とは異なる過酷な歴史を聞き、ふるさと巡りに参 ...

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2006年5月18日(木)  「我々は、別にデカセギ反対ではありません」。伯日比較法学会の渡部和夫理事長は強調する。帰伯逃亡デカセギ問題というブラジル人の不祥事に関する問題が、政府レベルの交渉に上るに当たって、デカセギ自体に反対する風潮が再燃することを、心配しているようだ。渡部理事長は「このまま日本に居つくブラジル人同胞の生活向 ...

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